貿易業を営む李ホンソプさん(仮名、48)はこの頃、ホームネットワークを設置することに関心が高い。この間ノート型パソコンを購入して、家のコンピューターが2台に増えたからだ。
李さんは方法を調べた後、インターネット共有機を購入することに決めた。しかし、有線と無線など製品が多様なうえに、価格も千差万別でどの製品を選べばいいか悩んでいる。
家庭ごとに超高速インターネットが敷かれて「1世帯・2台パソコン」の家庭が増えるにつれ、インターネット共有に対する関心も高まっている。
我が家に相応しいインターネット共有方法は何だろうか。
▲LANカード一つ追加でPC2台でのネットが楽しめる〓最もチープな方法を選ぼうとすれば、インターネットが繋がっているコンピューターにLANカードをもう一つ設置すれば良い。
新たに設置したLANカードにネットワーク連結線を差し込んだ後、他のコンピューターのLANカードと繋げば良い。それから、ウィンドーヘルプを参考にして「ネットワーク設定ウィザード」を実行すれば、自動的にインターネットを共有することができる。インターネット連結共有機能はウィンドウズ98SEから支援される。デスクトップコンピューター用LANカードの価格は1万ウォン前後。
この方法はインターネットに繋がっているコンピューターをつけなければ、他のコンピューターでインターネットを使用することができないというのが短所だ。
▲利便性かつ安定的な有線IP共有機〓インターネット共有機は超高速インターネットモデムとコンピューターの間に設置して、インターネットを同時に使えるようにしてくれる装置だ。家庭用では4台までコンピューターを連結することができる4フォト製品が適当だ。超高速インターネットモデムから出ているネットワーク線を「WAN」と表示されたフォトに連結して、残りのLANフォトとそれぞれのコンピューターを繋げば良い。伝送速度はたいてい100Mbpsまで支援する製品が主流。有線IP共有機は無線製品に比べて品質の差がそれほどなく、低価型の製品がよく売れる方だ。価格は3万〜10万ウォン台。
▲家庭でもノート型パソコンで無線ネットワークを楽しめる〓無線サポート製品では有・無線兼用の共有機が去年から人気を集めている。無線LANの移動性と有線LANの安全性を同時に楽しめるからだ。
製品を選ぶときは速度を最優先に考えた方が良い。去年だけでも11Mbpsサポート製品が多かったが、最近54Mbps製品がたくさん出て、選択の幅が広い。インターネット回線が超高速デジタル加入者回線(VDSL)など速度の早い商品なら、有・無線共有機もこの速度をカバーできる54Mbps製品が適当だ。価格は11Mbps製品=9万〜15万ウォン程度、54 Mbps製品=14万〜20万ウォン程度。
無線LANカードは汎用直列バス(USB)連結製品が目を引く。この製品はノート型パソコンだけではなく、デスクトップでも同時に使えるため、活用度が高い。
▲購入する際の注意点〓まず家庭の超高速インターネットモデムが内蔵型なのか、外装型なのかをよくチェックしなければならない。内蔵型モデムの場合、インターネット共有機を使用することができない。
製品を購入するときはソリバダやメッセンジャー、ゲームのようなサービスを同時に使用できるかどうかも考えてみた方が良い。製品によってはこうしたサービスを1台のコンピューターだけで使用することができる場合もある。
有・無線兼用の製品を購入する場合は無線距離も考慮しなければならない。マンションの場合、壁2個まではある程度無線接続ができるが、壁3個を超えると大体接続できない。
複合電子流通センターテクノマート(www.tm21.com)「カムオン」金デソン室長は「製品を購入する前にP2Pや各種の付加機能が何か、アフターサービスはできるのかなどをしっかりチェックしてみなさい」とアドバイスする。
權惠珍 hjkwon@donga.com