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錦湖生命、最下位から王者に  女子プロバスケ

錦湖生命、最下位から王者に  女子プロバスケ

Posted April. 21, 2004 23:11,   

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「万年の最下位」から「チャンピオン」へ。

試合終了のブザーが鳴った瞬間、選手は全員涙を流した。錦湖(クムホ)生命がチャンピオンになった夢のような瞬間だった。

21日、奨忠(チャンチュン)体育館で行われたウリィ金融グループ杯女子プロバスケット04冬季リーグチャンピオン決定第4戦。錦湖生命は三星(サムソン)生命を73対68でリードし、3勝1敗を記録、優勝を確定させた。錦湖生命は最初の試合以外は連続3試合でスコアをリードした。

00年5月の創団以来、7リーグ連続最下位にとどまった錦湖生命にとっては初めての優勝だ。一方、三星生命は4リーグ連続準優勝にとどまった。錦湖生命のポイントガード金志胤(キム・ジユン、13点、4アシスト)は、最優秀選手(MVP)に選ばれた。5回の同点と逆転の接戦を繰り返し、前半を38対33でリードした錦湖生命は、3クォーターの初め、李彦周(イ・オンジュ、7得点)とジャクソン(28得点)が連続で3点シュートが決め、44対33まで差を広げた。続いてジャクソンが一人で10得点をあげる怪力を発揮した。それにチョン・ミラン(8得点)の3点シュートまで加わり、57対37にまで差を一気に広げた。三星生命は終盤の李美善(イ・ミソン、16得点)と朴正恩(パク・ジョンウン、14得点)の活躍で71対68まで追撃したが、試合を逆転させることはできなかった。

錦湖生命は今季金・テイル監督が新しく赴任し、自由契約と外国人選手と新人選抜などを行い、完全に違うチームに生まれ変わった。国内で最高のガードとして評価される金志胤を国民(コクミン)銀行からスカウトし、新世界(シンセゲ)の4回優勝の主役であるシューター李彦周までチームに加わった。さらに、他のチームとは違って、傭兵を2人起用できたのも優勝に大きく貢献した。新人ドラフトで新人王のチョン・ミランを選んだのも大きな収穫だった。

監督デビュー元年に優勝を手にした金テイル監督は、「言葉では表現できないくらい嬉しい」と言いながら、喜びを隠し切れなかった。



李元洪 bluesky@donga.com