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来年のAPEC、 釜山で開催

Posted April. 26, 2004 22:28,   

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釜山(プサン)が、2005年21カ国の首脳が出席する第13回アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催都市として選定された。APEC首脳会議は、参加政権発足以来最大の外交行事だ。

「APEC開催都市選定委員会」(委員長 李洪九・イ・ホング元国務総理)は、26日ソウル政府中央庁舎の別館17階の会議室で、第5回会議を開いてこのように決めた。

李洪九委員長は、「誘致申請都市であるソウル、 釜山、 濟州(チェジュ)に対して票決を行った結果、19人の選定委員のうち、3分の2(13人)以上が 釜山を支持した。会議開催の成功と国家発展計画をすべて考慮した決定だ」と説明した。

同日の票決には16人の委員が参加しており、 釜山が12票、 濟州が4票を得た。19人の委員のうち2人は、同日の会議に出席しておらず、 李洪九委員長は票決に参加しなかった。

李委員長は「27日開かれる『APEC準備委員会』(委員長 高建・コ・クォン国務総理)に、 釜山を首脳会議の開催都市と報告し、(脱落した) 濟州でもっとも大きい閣僚会議である通商長官会議を開くように配慮してもらうことを建議するつもりだ」と述べた。

これに先立ち、ソウル、 釜山、濟州は昨年12月31日誘致申込書を提出してから、これまで激しい誘致競争を繰り広げてきた。

1989年11月豪州のカンバラで12カ国の閣僚会議で発足したAPECは、現在米国、日本、中国、ロシアなど、アジア太平洋地域の21の主要国が参加しており、メンバー国は全世界の国内総生産(GDP)の約60%、貿易量の49.4%を占めている。

2005年APECは、11月14日開幕し、21日閉幕する。高官会議(14、15日)、合同閣僚会議(17、18日)、首脳会議(20、21日)が順次、開かれる。



夫亨權 bookum90@donga.com