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[社説]ヨルリン・ウリ党「実用路線」は正しい

[社説]ヨルリン・ウリ党「実用路線」は正しい

Posted April. 27, 2004 23:00,   

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ヨルリン・ウリ党の当選者ワークショップで、いわゆる実用主義派が改革優先論者たちに完勝を収めたという。正しい方向だと思う。時代の流れから見ても、韓国が直面している現実から見ても、生活の問題がより至急かつ重要だということが普遍的認識だからだ。

無論、改革はしなければならない。理念論争も時には必要だ。しかし、すべてのことには前後と緩急があるものだ。政権与党なら、経済不安と社会葛藤の中で、まずしなければならないことが何か、自問しなければならない。改革は国民的合意を求めながら、地道に進めていくことだ。

分任討議で一部の若手議員たちが、ハンナラ党との差別化のために、国家保安法の改廃、イラク派兵撤回、社会改革などのような理念性改革問題に優先順位を置くことを注文したという。しかし差別化は、「改革競争」より誰がより国民を幸せにできるかという「民生競争」を通じて現れてこなければならない。この点で「実用は改革ができないとか、改革は進歩と同じだとかいう認識には、同意しない」と言った鄭東泳(チョン・ドンヨン)議長の発言は評価に値する。

実用路線は言葉より行動で具現化されなければならない。来月開会する第17代国会は、これを立証する最初の機会でなければならない。ウリ党は開会と同時に、火急速やかに約50の経済民生法案を処理するとすでに公言している。この中で、公正取引法、基金管理法、国民年金法、電子金融取引法、債務者回生法などの多くの法案は、第16代国会ですでに処理されるべきだった法案である。

空虚に映り得る理念と改革論争から脱して、「実事求是(事実に基づいて真理を探究する)」の精神で、野党との対話と妥協を通じてこれらの法案をスムーズに処理できた時、国民は政権与党としてのウリ党の実用路線を信頼するだろう。