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元特別検事「盧大統領、憲法裁に出席し国民に謝罪すべき」

元特別検事「盧大統領、憲法裁に出席し国民に謝罪すべき」

Posted April. 29, 2004 00:18,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の弾劾審判事件を取り扱う憲法裁判所は、28日国会の訴追委員会側の申請を受け入れ、安熙正(アン・ヒジョン)容疑者など、側近不正疑惑がもたれている4人に対する検察の捜査および内偵捜査記録の写しを提出を検察に要請した。

しかし、検察は「裁判や捜査中の事件の記録は、提出できないし、憲法裁判所法上でもそのようになっている」と提出しない方針を改めて明らかにした。

憲法裁が提出を要請したのは、安容疑者をはじめ、李鶴洙(イ・ハクス)三星(サムスン)構造本部副会長、金仁宙(キム・インジュ)三星構造本部社長、朴淵次(パク・ヨンチャ)泰光(テクァン)実業会長の4人に対する捜査記録で、安容疑者が02年8〜11月三星と泰光実業から計35億ウォンの不法政治資金を受け取った部分についての内容だという。憲法裁は、30日に最終弁論を行う予定だ。

一方、造幣公社のスト誘導事件の特別検事を務めた姜原一(クァン・ウォンイル・元最高検中央捜査部長)弁護士は、「弾劾審判の撤回など、政治的な妥結のメドがたっていない今、盧大統領は憲法裁の棄却決定を待つばかりではなく、自分の過ちは自分で解決するという考えで、自ら出席して最終弁論を通じ、国民に謝罪することこそ、政治が共倒れしない道だ」と保守よりのインターネットメディアである「アップコレア」に寄稿した。

これに対し、盧大統領の代理人団の文在寅(ムン・ジェイン)弁護士は「本当に共倒れしない政治になるためには(向こう側でも)、それ相応の行動があるべきではないか。私見についてこれ以上触れないつもりだ」と述べた。



李相錄  myzodan@donga.com