Go to contents

大統領府、「主要省庁の閣僚人事はない」

大統領府、「主要省庁の閣僚人事はない」

Posted May. 02, 2004 22:41,   

한국어

ヨルリン・ウリ党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)議長と金槿泰(キム・グンテ)院内代表など与党指導部が入閣するかどうかに関連して、大統領府側は2日、「主要省庁に対する閣僚人事はない」ことを明らかにした。入閣説で騒々しい与党と大統領府の見解の食い違いが見受けられる。

▲大統領府、「閣僚の入れ替えはない」〓大統領府のある関係者は同日、「ウリ党で総選挙が終わるやいなや内閣改造をめぐる噂が飛び交っているが、大統領が権限停止中であるにもかかわらず、内閣改造を党がするというのか」とし、「主要省庁に対する閣僚人事はない」と明らかにした。

同関係者は、「副首相兼財政経済部長官や科学技術部長官、行政自治部長官、国務調整室長など4省庁の長官と大統領政策室長などの主要ポストは、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が総選挙後の状況まで考慮して配置した」とし、「このようなポストに、政治家出身が入閣する可能性はない」として、与党からの入閣説を一蹴した。

李憲宰(イ・ホンジェ)経済副首相と呉明(オ・ミョン)科学技術部長官は、盧大統領の国政運営の「青写真」によって決まった、総選挙の結果と関係なく任命された閣僚。大統領府と政府間の架け橋の役割をして権限が拡大した国務調整室長及び行政自治部長官も内閣改造の対象ではないという説明だ。

尹太瀛(ユン・テヨン)大統領府報道官も、「特定省庁を取り上げて閣僚人事の話が報道されることは、弾劾問題が終わっていない今は適切ではなく、政府運営にも支障が生じ得る」と鎮静化に乗り出した。

▲鄭議長は残留、金院内代表は入閣か〓鄭議長と金院内代表の入閣問題は、結局回り回って「鄭議長=党残留、金代表=入閣」で整理される雰囲気だ。

先月末、盧大統領と会見した金代表は、統一部長官職の提案を受け、入閣に方向転換したという。ある側近は「152人の議員を持つ過半数与党の院内代表として活動し、院内の政治的基盤づくりをするのが有利だが、盧大統領との関係をよくしてこそ『未来』があるため、大統領の意中を無視することはできないのではないか」と伝えた。

鄭議長は、一時入閣を念頭に置いたが、しばらくは党議長職を遂行するものと観測される。

大統領府も当初、入閣問題に対する「選択権」を鄭議長に与えたが、最近になって「実用改革政党」のアイデンティティを維持しながら党を率いる最善のカードが鄭議長だという結論を下した模様だ。

一方、ウリ党と省庁の一角で、首相に有力視されている金爀珪(キム・ヒョクキュ)党常任中央委員の代案として、経済官僚出身の康奉均(カン・ボンギュ)議員を持ち上げる気流も密かに感知されている。

与党の関係者は、「現在のところ金常任中央委員が有力ではあるが、大統領と同じ釜山・慶尚南道(プサン、キョンサンナムド)出身であるうえ、ハンナラ党が『裏切り者』と反発する可能性が高く、湖南(ホナム)出身で行政経験が豊かな康議員を推薦したほうがいいという意見も少なくない」と話した。



崔永海 鄭用𨛗 yhchoi65@donga.com yongari@donga.com