憲法裁判所は4日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領弾劾審判事件と関連した裁判官評議を二日間開いて、弾劾審判の争点と弾劾訴追案議決過程に手続上の欠点があったかどうかなどについて集中的に議論した。
憲法裁は、近くこの事件に対する暫定決定を見出した上で、これを土台に決定文の草案を完成し、今月中旬に特別期日を決めて判決を言い渡す予定だ。しかし、憲法裁は評議で罷免や棄却、却下など主文が見出されても判決の時点までには徹底的に秘密を保持し、決定文作りに専念することにしたため、最終結論は判決日になって公開される見通しだ。
憲法裁はまた、記者団に対して判決日までに「裁判官、何人対何人の意見で弾劾が棄却(あるいは引用)されるものとみられる」というふうな予測報道を自制してくれることを公式に要請した。これに対して記者団も憲法裁の決定を尊重することで合意し、憲法裁の要請を受け入れることにした。
李相錄 myzodan@donga.com