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大統領政治特補「内閣改造は6月20日以降に」

大統領政治特補「内閣改造は6月20日以降に」

Posted May. 05, 2004 23:11,   

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ヨルリン・ウリ党の国会議員当選者である文喜相(ムン・ヒサン)大統領政治特別補佐官は5日、現政権の2期スタートに向けたのための内閣改造時期と関連して「少なくとも6月20日以後になるだろう」と明らかにした。

文特補は同日、経済ニュース専門放送局であるMBNに出演して「内閣改造に踏み切るためには首相を新たに指名して、国会聴聞会と任命同意の手続きを経なければならないし、首相の長官推薦手続きも踏まなければならない」として、このように述べた。

同党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)議長と金槿泰(キム・グンテ)院内代表の同時入閣説については「(次期)政権を狙う方には政府や大統領府での経験がとても重要な部分を占める」とし「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領も海洋水産部長官の経験が大統領になって大いに役立ったと述べたことを考えれば、あり得る話であり、本人たちが希望するなら入閣してもらってもいいと思う」と話した。

引き続き「金爀珪(キム・ヒョクギュ)首相説」に野党が反発していることに対しては、「まだ指名もされていないのに『説』に即して云々することは望ましくない」と一蹴した。

また、文特補は「第17代総選挙の結果、多数派に首相指名権を与える」とした盧大統領の総選挙前の提案について、「特定地域で一つの党派が議席を3分の2以上独占しないという前提條件を充たしておらず、過半数を与党が獲得した状況では与党にすべて与えるという話にしかならないので、実益のない話になった」と説明した。

党内の一部で提起されているマスコミ改革の主張について、文特補は「具体的なマスコミ改革案が計画されたことはないものと聞いている」とし「改革を完成させるうえでマスコミ改革も例外ではないが、今の段階では経済立て直し、雇用創出、国会改革からじっくりと取り組まなければならないだけに、マスコミ改革は優先順位ではない」と強調した。

文特補は「今、この時期は左か右か、進歩か保守かをめぐって理念闘争をするべきときではなく、国民生活と経済を立て直しにすべての国力を傾ける実用主義的な路線に向かわなければならない」とし「各国は無限競争時代に突入している。1年が100年のように重要な時期に政争に明け暮れて機会を逃すことがあってはならない」と付け加えた。

また、文特補は「盧大統領が先月21日、党指導部との会食で『大統領が過度に前面に出る政治スタイルから一歩下がるスタイルに変えてみる』と話したが、これから盧大統領はそのような方向を維持しながら国会をパートナーにして共生政治を繰り広げるだろう」と話した。



金正勳 jnghn@donga.com