Go to contents

次期代表監督、候補はメツ氏など10人に 大韓サッカー協会が発表

次期代表監督、候補はメツ氏など10人に 大韓サッカー協会が発表

Posted May. 06, 2004 22:39,   

한국어

サッカー韓国代表の次期監督候補が確定した。大韓サッカー協会は6日、技術委員会を開いて、ブルーノ・メツ前セネガル監督、セノル・ギネシュ前トルコ監督、フェリペ・スコラーリ現ポルトガル監督、ロジェ・ルメール前フランス監督ら10人を次期韓国代表チーム監督候補として発表した。最終決定は今月末か遅くても来月初めまでは行われる予定だ。

▲どのように選んだか〓協会が示した選定基準は二つ。ワールドカップ(W杯)本選で16強以上の成績を挙げたのがその一つで、もう一つは大陸選手権とクラブ選手権などでの優勝経験だ。協会の国際局が全世界の監督の中で16人を選定して、技術委員会がそのうち10人を選び出した。協会の金鎮国(キム・ジングク)技術委員長は、「16人の中から都合の悪い6人を排除した。電子メールやエージェントを通じて直接資料を送ってきた監督もいる」と述べた。

▲最終決定はどうするのか〓協会は10日に理事会を開いて、コエリョ前代表監督の中途辞任と関連して現技術委員会の再信任の可否を決める。さらに14日頃には、技術委員会が優先交渉対象者の1次候補2人と2次候補2人にしぼる計画。続いて、優先順位によって対象者を直接面談した後、遅くても来月初めまでには最終確定する予定だ。評価基準は選手たち対するコントロール能力や世界サッカーの流れに対する知識や情報収集能力など。

金技術委員長は、「候補に上がった10人は、直接・間接的なチャンネルを通じて韓国代表を引き受ける可能性があることが確認された指導者たちだ。4人に絞られれば、直接インタビューを通じて決める」と述べた。

▲サッカー関係者の反応〓クォン・オソン技術委員は、「一番有力な候補はメツ監督だ。アル・アイン・クラブとW杯ですでに指導力を認められている。協会でもカリスマを持っている上、目に見える成果を見せてくれたメツ監督に対して友好的な雰囲気だ」と述べた。

李容秀(イ・ヨンス)KBS解説委員(世宗大教授)は、「10人みんなが実力を検証された監督だが、これからが問題だ。韓国と大韓サッカー協会のことをどれほど理解しているかがカギになる。現在ポルトガル代表を率いているスコラーリ監督が含まれたのは理解できない」と述べた。

辛文善(シン・ムンソン)SBS解説委員は、「協会はまったく同じ間違いを繰り返えしている。技術委員たちが何ら接触ももたないまま、協会の国際局から引き渡されたリストを候補に上げたこと自体がナンセンスだ。その技術委員たちは、ほとんどがコエリョ前監督失敗の責任者だ」と声を高くした。



梁鍾久 金晟圭 yjongk@donga.com kimsk@donga.com