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朴ヨンテクは巧打者?「偏見は捨てて」

Posted May. 07, 2004 22:40,   

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朴ヨンテクが(25・LG)がこの1年間で大物に変身した。

プロ野球の「イケ面」選手として知られている朴ヨンテクが、4日から開かれた斗山(トゥサン)との3戦で全試合本塁打を記録した。6日現在、本塁打7本で6位タイ。朴ヨンテクはデビュー初年の02年、本塁打9本、昨年11本を記録した。昨年LGの先頭打者として42盗塁を記録し、李鍾範(リ・ジョンボム、50個)に次いで盗塁部門の2位に浮上した。野球ファンは彼を「短く打って、速く走る選手」と記憶した。

何が朴ヨンテクを変身させたのだろうか。

まず、ウェートトレーニングでパワーアップを図った。朴ヨンテクは昨シーズン、左肩の痛みで大変苦んだ。昨年10月10日手術を終え、3ヵ月間のリハビリ期間中、ボールは見もせず、ウェートトレーニングに集中した。その結果、筋力が目だって向上した。

また、もうひとつは打撃フォームの変化。右投左打の朴ヨンテクは、昨シーズンまでは右足をあげていて、インパクトの瞬間におろしてスイングする姿勢だった。

しかし、スプリングキャンプでは右足をあげず、地面を少し引きずるような姿勢に変えた。両足でスイングをするため、安定感を維持できる。インパクト瞬間の集中力が優れていたから可能な変化でもある。野球関係者は、朴の新しい打撃フォームについて「よく振れている」と称賛した。

さらに朴は今シーズン心理的にも安定している。朴のスタイルは初球から積極的に攻略する速戦速決型。しかし、1番打者だった昨年は、後続打者に相手投手のボールの特徴を知らせるため、自分のスタイルを捨てざるをえなかった。しかし、今シーズンは2年目の朴キョンスが一番打者となったため、2番を担当することになった。このため、心理的負担感から逃れられるようになった。

昨シーズン2割5分7厘に過ぎなかった打率が、現在3割1分2厘。朴はオープン戦では首位打者(3割8分3厘)を記録したりもした。



田昶 jeon@donga.com