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秋穀買入れ価格、4%引下げで政府案確定

秋穀買入れ価格、4%引下げで政府案確定

Posted May. 11, 2004 22:35,   

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今年の秋穀買入れ価格を、昨年より4%引き下げる政府案が最終確定した。政府は11日、国務会議を開いて農林部がまとめた「2004年秋穀買入れ案」を議決し、来月初めに開かれる第17代国会に提出して同意を得る計画だと明らかにした。

同日決定した買入れ案によると、今年の秋穀買入れ価格はコメ80kg(1等級)を基準として16万1010ウォンで、昨年より平均して4%引き下げられる。全体買入れ量も74万4000t(516万俵)で約1%減る。同買入れ案は4日にも国務会議に上程されたものの、一部国務委員が買入れ価格の引き下げに伴う農家所得の補填策をさらに検討すべきだという意見を示し議決が保留されたが、同日最終的に通過した。

朴海相(パク・ヘサン)農林部次官補は、「政府案が確定しただけに、コメ農家が春期の営農資金を確保できるように、希望する農家に対して秋穀約定価格の60%を事前に支給する買入れ約定を今月中旬から結ぶ計画だ」と述べた。

秋穀買入れ価格は農林部長官の諮問機構である糧穀流通委員会の建議案をベースに農林部が試案をまとめた後、国務会議の議決を経て政府案として確定される。最終的には国会の同意を取り付けてから效力を持つ。

昨年は政府が1948年の買入れ制度導入以来初めて、買入れ価格2%引き下げ同意案を国会に提出したが、審議過程で凍結した。



宋眞洽 jinhup@donga.com