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検察、元海兵隊司令官らの横領容疑を捜査

検察、元海兵隊司令官らの横領容疑を捜査

Posted May. 12, 2004 22:24,   

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ソウル中央地検・特別捜査第3部(郭尚道部長)は12日、元海兵隊司令官のA、B容疑者など予備役将軍3人が、現役時代に巨額の部隊公金を横領した疑いを確認するため、周辺人物を召喚して取り調べる案を検討中であることを明らかにした。

検察は、軍検察から受け取ったA容疑者らの不正容疑と関連した資料に基づいて、内偵捜査を済ませ、本格的な捜査に乗り出した模様だ。

検察は、A容疑者らが現役時代、部隊の予算と福祉収益金などを転用したり横領する過程で、軍内部の現職関係者たちが多数かかわっていたものとみて、軍検察と合同捜査を行う案を検討中だ。A容疑者には、部下の将校らから、人事ロビーなどの名目で金銭を受け取った容疑ももたれているという。

一方、検察は、特戦司令部にパラシュートと山岳ヘルメットなどの軍需品を納品する際、将校らにワイロを渡した疑いで納品入会社「ジョンソンコリア」の代表、李某容疑者氏とデサン企業代表の金某容疑者を最近拘束起訴しており、捜査対象をY社など4〜5社に拡大している。

検察はまた、軍部隊や官発注工事の受注と関連し、大橋(テギョ)総合建設が、受注のため国防部と軍部隊を対象に組織的にロビーを行った情況をつかんで、同社代表のチョ容疑者を逮捕し、追加のロビー活動を行ったかどうかについて、集中的に取り調べている。検察によると、チョ容疑者には02年当時、某軍司令部の工兵部隊長を務めていた元国防施設本部長の朴准将らに、工事の受注や便宜を提供する見返りに約3000万ウォン(約300万円)を供与した容疑がもたれている。



李相錄 myzodan@donga.com