総合株価指数が2日連続で下落し、年中最安値を記録した。ウォン相場も小幅な上昇(韓国ウォンの価値下落)を見せるなど金融市場の不安が続いている。
14日、ソウル証券市場で総合株価指数は、前日の終値より21.67ポイント(2.74%)下落した768.46で取引を終え、昨年11月25日(768.11)以来、これまで6カ月で最も低い水準まで下落した。
コスダック指数も前日より10.16ポイント(2.455)急落した404.93で取引を終えた。
この日、総合株価指数は上昇傾向で始まったが、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領弾劾訴追案棄却発表後、下落傾向に転じ、一時的には30ポイント以上の下落を見せたりもした。
三星(サムスン)電子は、3.06%下落し、49万1500ウォンで取引を終え、これまで4カ月間で初めて50万ウォン以下に下落した。
この日も個人と外国人投資家らは弾劾審判決定発表後、株式市場の展望を不透明だと判断し、先物市場で売り攻勢を続けた。
証券市場専門家らは「外国人の買いが少なくなった状態で米国の早期金利引上げと中国の緊縮政策、上昇し続けている国際石油価格などにより、今後、株価の変動はさらに激しくなる」と予測した。
一方、株価下落の影響でウォン相場は2日連続で上昇(韓国ウォンの価値下落)した。
この日、ソウル外国為替市場でウォン相場は、前日より1.4ウォン上昇した1ドル当り1187.0ウォンで取引を終えた。
李康雲 朴重鍱 kwoon90@donga.com sanjuck@donga.com