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メッツの徐在應も2勝目

Posted May. 15, 2004 00:13,   

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頼みの綱だった李承鎏(イ・スンヨプ、ロッテ・マリーンズ)と金炳賢(キム・ビョンヒョン、ボストン・レッドソックス)が並んで2軍落ちし、荒波が吹き荒れる海外プロ野球。それでも希望はあった。

シーズン初め、先んじてマイナーリーグを経験したニューヨーク・メッツの徐在應(ソ・ジェウン)が、前日幸運の勝利を収めた朴賛浩(パク・チャノ、テキサス・レンジャーズ)に続き、今季2勝目を達成した。

14日、バンクワン・ボールパークで行われたアリゾナ・ダイアモンドバックスとの遠征試合。徐在應は5回を投げ、5安打、2四球、3失点をマークし、チームの7−4の逆転勝ちに貢献した。

絶妙な制球力に支えられた、打たせて取る投球の勝利だった。時速140kmそこそこの直球とスライダー、チェンジアップで勝負した徐在應は抜群のコーナーワークによりアリゾナの打線をもてあそんだ。

1回裏、安打2本を打たれて迎えた1死1、3塁の危機で、シェイ・ヒレンブランドに右翼犠牲フライを与えたが、以降、4回まで3安打の好投。ただ、4回表のヴァンス・ウィルソンの3ランなどで4−1に逆転した4回裏2死後、ダニー・ボーティスタに失投性直球を投げ、2ランを許したのが玉に瑕だった。

しかし、徐在應は5回裏を無失点に抑え、勝ち投手の要件を満たし、爪の負傷を懸念したアート・ハウ監督の配慮でマウンドを降りた。メッツが7−4で勝利。

一方、今年最高の日々を送っているモントリオール・エクスポズの金善宇(キム・ソヌ)は、徐在應より先にミルウォーキー・ブルワーズとの遠征試合に先発登板したが、5回2死までに2点本塁打1本を含め9安打を浴びて7失点した。エクスポズが4−7で負けた。

これで2連勝後のシーズン初敗北を味わった金善宇は防御率が1.24から2.94へと下がり、ジョン・パターソン、トニ・アルマス・ジュニアなどとの先発争いでも負担を抱えることになった。

一方、フロリダ・マーリンズの崔熙燮(チェ・ヒソプ)は、ヒューストン・アストロズとの遠征試合で相手の先発が右腕であるにもかかわらず、先発を外されたが、1−2でリードされた9回表、代打で出場し、逆転の足がかりとなった四球を選んだ。崔熙燮はすぐ代走者と交代されたが、マーリンズはホアン・ピエールの3塁打とミゲル・カブレラの3ゴロで3−2の逆転勝ちを収めた。



張桓壽 zangpabo@donga.com