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ウリ党の鄭議長、きょうにも辞職 辛基南議員が継承

ウリ党の鄭議長、きょうにも辞職 辛基南議員が継承

Posted May. 16, 2004 23:01,   

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ヨルリン・ウリ党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)議長は15日午後、大統領府で1時間ほど盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と単独で会見し、党議長を辞職する意向を明らかにした。

同日、鄭議長は「総選挙も終わったし、大統領が復権して参加型政府の第2期が始まるので、党も出直さなければならない」という意思を表明したが、盧大統領も鄭議長の意向に理解を示したようだ。同党の朴映宣(パク・ヨンソン)スポークスマンが16日伝えた。

鄭議長は早ければ17日、公式立場を明らかにする予定だ。鄭議長が入閣するかどうかはまだ流動的だが、しばらく休憩を取った後、入閣する可能性が大きいという。これについて朴スポークスマンは「休憩を取った後、新たな模索を図るだろう」と話した。鄭議長は16日、秘書室の職員らと映画『孝子洞(ヒョジャドン)理髪師』を鑑賞し、昼食と夕食を共にしながら周辺整理に入った。

鄭議長の辞職で、次期党議長は党憲法に基づいて「1・11党大会」で2位を獲得した常任中央委員の辛基南(シン・ギナム)議員が自動的に承継することになる。問題は「辛基南過渡体制」がいつまで続くかだ。これまでに非主流派はもちろん、与党の一部では7、8月頃、臨時党大会を開いて新指導部を選ぶべきだとの主張が提起されている。

しかし、辛基南体制がしばらく続くとみる観測が支配的だ。党大会を開催するには、常任中央委員が総辞職しなければならないうえに、地区党が廃止された状況下では選挙人団の構成も容易なことではないからだ。

与党のある関係者は、これと関連して「年内に党大会が開かれることはないだろう」と話した。辛議員も「個人的には早期に党大会を開いて力強いリーダーシップを構築したいが、現実的に党大会が開催されるのは来年初めのことになるだろう」と話した。

一時、次期党議長に取りざたされた韓明淑(ハン・ミョンスク)常任中央委員が、ウリ党の国政課題遂行特別委員会の委員長に内定したことも注目すべき点だ。同委員会は大統領府の主な国政課題、例えば地方分権化や北東アジア経済中心プロジェクトなど核心課題を党レベルで支援するとともに、一緒に模索する役割を果たす予定であるため、韓委員が「辛基南議長体制」を補う形で「党と大統領府」の橋渡し役としての一翼を担うのではないかという観測も出ている。

一部では、韓委員が特委委員長に内定されたことについて、次期党議長を念頭においた布石ではないかとの分析も出ている。



鄭用𨛗 李承憲 yongari@donga.com ddr@donga.com