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「失業者になるかも」高校生の8割が不安感

「失業者になるかも」高校生の8割が不安感

Posted May. 18, 2004 22:30,   

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景気の低迷で青年失業が広がり、高校生10人に8人が社会進出後、就職先を見つけられず失業者になりかねないと不安感を感じていることが分かった。

高校生は、経済を再生するためには政府の役割が重要だと考えているが、今まで経済成長と発展に対する政府の貢献度は低いと評価している。

大韓商工会議所は、ソウル地域の高校生777人を対象に経済認識を調査した結果を18日発表した。それによると、「自分も失業者になりかねないと考えるのか」という質問に対し、28.8%が「かなりそうだ」、49.2%が「おおむねそうだ」と回答した。

自分の失業可能性に対しては「あまりそうではない」という回答は15.8%、「絶対そうではない」は6.2%だった。

学生たちは、韓国経済の最大の脆弱点として失業問題(36.5%)をあげた。次は、貧富の差(35.7%)、労使問題(19.8%)、技術不足(4.5%)、個人負債(3.5%)などの順となった。

経済を立て直すため責任を果たすべき経済の舵取りとしては、政府が49.7%で一番多くあげられており、国民(26.0%)、企業(14.5%)、大統領(3.9%)などがその次となっている。

また、経済成長と発展への貢献度が一番大きい経済主体としては、企業(35.9%)をあげた。次は、国民(23.2%)、外国人投資家(17.9%)、労働者(15.0%)、政府(4.9%)などの順となった。

将来の希望職業は、教師(22.7%)が最多となっており、企業家(13.5%)、公務員(10.2%)、芸術家(10.0%)、ジャーナリスト(8.6%)などの順となった。科学者は、0.2%に過ぎず、理工系離れの現象が読み取れた。



李院宰  wjlee@donga.com