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金雲龍氏、9期連続のGAISF会長も辞職迫られる

金雲龍氏、9期連続のGAISF会長も辞職迫られる

Posted May. 19, 2004 23:01,   

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金雲龍(キム・ウンヨン)国際五輪委員会(IOC)副会長が、国際競技連盟連合(GAISF)会長の座を明け渡すことを迫られている。

GAISFは19日、スイスのロザンヌで開かれた理事会で金副会長が、もはや会長職を務められないだろうということで一致し、オランダのセアブラゲンIOC委員兼国際サイクル連盟会長を06年までの残りの任期を全うする会長代行として指名した。

セアブラゲン委員は、20日開かれる総会で過半数の賛成が得られれば、会長代行として承認されることになる。

理事会はまた、金副委員長が法廷で実刑を言い渡された場合、セアブラゲン委員を正式な会長に祭り上げる方針だ。セアブラゲン委員は、08年北京五輪評価委員長を務めるなど、国際スポーツ界に浮上する大物。このような事実は、総会の臨時議長であるトマス・アイアン世界重量挙げ連盟会長とドン・ポータGAISF事務総長兼世界ソフトボール連盟会長が、世界テニス連盟(朴相何会長)代表の資格で参加したユン・ガンノ国際スポーツ外交研究院長に明らかにしたものだ。

GAISFは、金副会長が86年から9期連続で会長を務めた「牙城」だったことから、今回の決定は衝撃的なものだ。GAISFは、IOCが公認したすべての競技の技術的な運営を担当する国際競技連盟の総括機関としてオリンピックと世界選手権大会などを主管する世界的なスポーツ団体。このため、金副会長は国内に続いてスポーツ舞台からも退陣を余儀なくされる見通しだ。

金副会長は昨年末、IOCから資格停止処分を受けたのに続いて、今年はじめ世界テコンドー連盟(WTA)会長と国技院長から自ら退いた。金副会長は13日、公金流用と収賄の罪に問われ懲役7年に追徴金7億8800万ウォンの重刑を求刑されたが、実刑判決が有力視されている。判決公判は6月3日開かれる。



張桓壽 zangpabo@donga.com