ヨルリン・ウリ党の辛基南(シン・ギナム)新議長は19日、「すでに社会的合意ができている改革課題である言論改革、司法改革、親日派真相究明法改正に向けて党の力を最大限集中する」と明らかにした。
辛議長は同日、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)にある党本部であった就任記者会見で、「改革は難しい分野であるほど時間がかかるもので、早く進めなければならない」として、このように述べた。
辛議長は、「大統領と政府、党の院内指導部とも緊密に協力して民生安定に全力を尽くす一方で、古い改革課題も完結できるよう与党のシステムを定着させたい。さらに大統領の安定的な国政運営を後押ししていく」と強調した。
辛議長はまた、野党との関係について「国政のパートナーとして最大限包容の姿勢を堅持しつつ共生の政治を実践する」とした上で、「鄭東泳(チョン・ドンヨン)前議長が朴槿恵(バク・グンヘ)ハンナラ党代表と結んだ5・3代表協約は徹底的に守る」とも述べた。
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の入党問題については、「大統領の入党は当たり前な順だ。大統領が平党員として奉仕すると思うが、具体的にどんな地位が与えられ、どういう役割を果たすべきかについては党内の意見を聞いて、20日に大統領に会って話し合いたい」と話した。
盧大統領は20日、ウリ党の指導部との晩餐会で入党の考えを示すものとみられる。
崔永海 yhchoi65@donga.com