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プロ野球の左利き選手、全盛期を謳歌

Posted May. 21, 2004 22:56,   

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韓国ギャロップの最近の調査によれば、韓国人口の約4%が左利きで、200万人に達するという。また、「日常生活をするのに、左利きが右利きに比べて有利か不利か」という質問に、全体回答者の約半分の48%が「左利きは不利だ」と答えた反面、「有利だ」は8%にとどまった。

このように日常生活をするのにおいては左利きが不利だという認識がより強いが、プロ野球では全く違う。左利き打者と左利き投手が全盛期を享受しているのだ。

プロ野球全体登録選手480人のうち、左利き選手は95人で19.8%で、20日現在、投手を除いた1軍エントリー113人のうち、左利き打者は32人で28.3%。

数は少ないが、まず、左利き打者は打撃ランキング第10位以内に7人も布陣している。SKの李ジニョンが打率0.384で先頭を走っており、李ヨンウ(韓火・打率0.372)、マーティン(LG・打率0.370)がその後を追っている。第5位の金ギテ(SK)、第7位のデービス(韓火)、第9位の朴ヨンテク(LG)、第10位のチョン・スグン(ロッテ)も左利きだ。

冬季訓練期間中、高強度のウエート・トレーニングで体力を鍛えた李ジニョンは、今シーズン、40試合で61安打を飛ばし、最多安打もトップ。このようなペースなら、李鍾範(イ・ジョンボム、起亜)が1996年に立てた1シーズン最多安打196を超え、202も可能だ。李ヨンウは得点(42)と出塁率(0.478)で先頭。18盗塁で第1位のチョン・ジュンホ(現代)もやはり左利き。左利き打者は稀少性のため、投手たちに負担を与えるうえ、打席と1塁との距離が右利き打者に比べて2〜3歩近く、それだけ有利だというのが一般的な分析だ。

打席だけでなく、マウンドでもサウスポーの威力は著しい。斗山(トゥサン)の左利き投手レースは20日、SK戦で7勝目(2敗)をおさめ、多勝部門単独先頭に出た。LGの李スンホは唯一に1点台の平均自責(1.82)でやはり第1位で、奪三振は第2位(55個)。ロッテの左利き、チュ・ヒョングァンは01年、左腕の膝靭帯手術の後遺症から直って、4勝(多勝第5位)、平均自責2.96(第4位)で、第2の全盛期を満喫している。



金鍾錫 kjs0123@donga.com