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「15回目の韓国大会出場」イエーツが初優勝

「15回目の韓国大会出場」イエーツが初優勝

Posted May. 23, 2004 22:47,   

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サイモン・イエーツ(34、スコットランド)が15回目の韓国大会出場で感激的な優勝を獲得した。

23日、京畿道利川(キョンギド・イチョン)のペクアムビスターCC東北コース(パー72)で開かれた「2004SKテレコムオープン」(賞金総額5億ウォン)の最終4ラウンド。2001SKテレコムオープン延長戦で負けて準優勝にとどまったイエーツは2アンダーの70と奮戦し、今大会出場選手のうち唯一4日連続アンダーパー(70—69—70—70)をマークして、9アンダーの279打で1億ウォンの優勝賞金を獲得した。プロ経歴15年で通算5勝目。

この日の勝負は最終18番ホール(パー4)で分かれた。1打差でリードしていたイエーツは1.5mパーバッティングを逃して延長戦を許す危機にみまわれた。しかし、チャンピオン組で接線を繰り広げていたリック・ギブスン(カナダ)も1.2mのパーバッティングに失敗して、優勝が確定した。

一方、1打差の単独首位で4ラウンドに出たウィ・チァンス(32)はイーブンパーで1打差の2位タイ(8アンダーパー280打)にとどまり、今大会通算3番目の優勝を逃した。

期待された「タンク」崔京周(チェ・ギョンジュ、スーペリア・テーラーメード)は14位タイ(1オーバーパー289打)に終わった。また、試合後「今大会の賞金全額を未熟児童たちのために寄付することにしていたのに、残念だ。大会2連覇を果たして1億ウォンを寄付したかった。賞金に個人的にお金を足して寄付する」と明らかにした。

来月17日に開幕するUSオープンで「メージャー初優勝」に再挑戦する崔京周は、コンディション調節のためにUSオープンまでは、2週間前に開かれるメモリアル・トーナメントにだけ出場する予定だ。

フレッド・カプルズ(アシュワース)はコンディション乱調の中でも5位タイ(4アンダーパー284打)を記録、「米ゴルフのプライド」らしい底力を誇示した。



安永植 ysahn@donga.com