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ヨガをすれば… 気になる心身の変化

Posted May. 24, 2004 22:54,   

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「両手を合わせ、息を吸い込みながら手をあげ、心は手の先に置いてください。この動作は乱れた心を集中するのに役に立ちます」

19日午前、新世界(シンセゲ)デパート・彌阿(ミア)店のカルチャーセンターのヨガ教室には、20代前半から60代後半に至る女性20人あまりが座ってヨガに集中していた。3カ月間続いた春学期の最後の日。

同じ時間、現代(ヒョンデ)デパート・彌阿店のカルチャーセンター。落ち着いたインド音楽を背景に、10人あまりの主婦たちが講師の指導に従って、決して易しそうではない動作を繰り返していた。

健康に生きるため、ヨガを学ぼうとする人々が大幅に増えている。

ヨガ専門家らは、「身体の活力だけでなく、精神的安定も得られるのがヨガの最大のメリットだ」と言う。

健康のためにヨガを選択した女性たちも、この話に同意するのか。ヨガをすればどのような身体的かつ精神的変化が経験できるのか。ヨガ教室で会った女性たちに直接聞いてみた。

●生活の活力はもちろん、病も治す

李サンインさん(28・ソウル江北区水踰洞)は幼いころから脊椎炎のため腰痛に苦しんで来た。物理治療などあらゆる治療を受けたが、完治しなかった。李さんは新聞でヨガが腰痛に良いという記事を見て、昨年6月、初めて現代デパートのヨガ教室を訪れた。

「3カ月ぐらい経つと、痛かった腰が治り始めました。今は治療を受けてないです」(李さん)

チョ・ヘヨンさん(40・ソウル城北区吉音洞)は慢性的な肩痛を治したケース。2年前までは、肩が凝って薬を飲まなければならなかったが、ヨガを始めてから1年が過ぎ、薬を飲まなくても良いほどに好転したという。

ヨガを始めてから1年になった朴ウォンファさん(36・ソウル城北区上月谷洞)は、「山に登ってみれば、身体がどれくらい変わったのか実感できる。山登りを何時間もしても息が切れず、足も疲れない」と話した。

ホン・トクファさん(37・ソウル城北区下月谷洞)は、「いつも身体が軽くて体調が良いので、健康に自分を持つようになった。元々運動神経が鈍かったが、今は新しい運動に挑戦するのも怖くない」と言った。

●ヨガが女性にもっと良い理由

他の運動に比べて別に準備する必要がなく、別途に時間を作らなくても良いということも主婦たちには大きなメリットだ。

ヨガが女性にもっと良いという意見もある。

新世界デパートの李ジョンロク講師は、「主婦たちは出産と家事労動のため、身体の一部が変形されることもある。ヨガをすれば、あまり使わなかった筋肉を活用するので、正常に戻る」と話した。また、ヨガの基本である収縮と弛緩の動作が、女性に多い関節炎と骨粗鬆症の予防にも役に立つという。

精神修練になるということもメリットだ。李講師は、「ヨガを通じて心を整えることができるので、家族関係など他人に話せない気苦労で苦しむ主婦たちが心の平和を得る」と言った。

○始めと準備

ヨガは身体と心をリラックスさせる運動であるだけに、服はピットするものより余裕のあるものの方がよい。ヨガをする時は、身体を引き締める下着類も着ない方が良いという。

ヨガを始める時は軽い心で無理しないのが重要だと専門家たちは言う。

現代デパートのチョン・ジンヒ講師は、「始める時は、50、60代は週1、2回、20〜40代は週2、3回ずつ、1回に30分〜1時間が適当だ」と言った。また、ヨガを始めてから1週間または1カ月ほど経つと、筋肉痛がひどくてあきらめる人も少なくないが、自然な現象だから少しずつ運動量を増やしながら乗り越えればいいという。

新世界デパートの李講師は、「会社員のうちには1人でヨガを始める場合も多い。ヨガは動作に呼吸を合わせなければならないだけに、最初は1週間に1回でも専門家の指導を受けた方がいい」と言った。また、短期間に何回もするよりは、週1回でも根気よく練習するのが重要だと言う。



李那姸 鄭載潤 larosa@donga.com jaeyuna@donga.com