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安是眩、「悔しい」LPGA準優勝

Posted June. 15, 2004 23:46,   

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36ホールラウンドが行われた長い一日だった。最後の勝者はアニカ・ソレンスタム(スウェーデン、34)だったが、安是眩(アン・シヒョン、コロン・エロード)の追い上げも見事だった。

14日、米デラウェア州ウィルミントンのデュポンCC(パー71)で行われた米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーのメジャー大会であるマクドナルドLPGAチャンピオンシップ(賞金総額160万ドル)。

雨により一日延期されたため、第3、4ラウンドが午前と午後に分かれて一日に行われた同日、安是眩は、昨年に済州(チェジュ)で開かれたCJナインブリッジ・クラシック優勝以来、LPGAツアー最高成績となった準優勝を手に入れた。10アンダー274打で優勝者のソレンスタム(13アンダー271打)とは3打差。

第3ラウンドを終えて第4ラウンドに入るまでのソレンスタムは14アンダー、安是眩は5アンダーと9打差。誰もソレンスタムの優勝を疑う者はいなかった。

しかし、ソレンスタムが9番(パー5)でミスを連発し、5オン2パットでダブル・ボギーを打ち、状況が急変した。焦ったソレンスタムは10番(パー4)と11番(パー5)で連続ボギーを打ち、この3ホールだけで4打を失った。瞬時に10アンダーに墜落。

一方、第4ラウンドでノー・ボギーで無欠点プレーをしていた安是眩は11番のバーディに続き、2ホールでのパーセーブにより8アンダー。2打差となった。

しかし、ソレンスタムは16番(パー5)で幻のトラブル・ショットとバーディを決め、勝負を確定した。大会2連覇とともにメジャー通算7勝。彼女は今年LPGAツアー8大会に出場して4回優勝し、優勝確率は50%となり、今季賞金も初めて100万ドルを突破した。

安是眩はルーキーにしては珍しく、メジャー大会で第1ラウンドから最終ラウンドまでアンダーパープレー(69−70−69−66)を披露し、強力な新人王候補であることを証明した。生まれて初めて一日36ホールプレーをした安は「試合中、ソレンスタムに追いつくことだけを考えた。優勝を逃して悔しい」と話した。

一方、ナビスコ・チャンピオンのグレース朴(韓国名・朴祉垠、ナイキゴルフ)は3位(8アンダー276打)、朴嬉貞(パク・ヒジョン、CJ)は4位タイ(6アンダー278打)につけ、金チョロン(6位タイ)とカン・スヨン(アストラ・8位タイ)もトップ10入りした。朴セリ(CJ)は17位(イーブンパー284打)。



金相洙 ssoo@donga.com