大人気のなか、クランクアップしたMBC『結婚したい女』の3人の女性のうち、20、30代の未婚男性たちは誰を配偶者に望むか?結婚情報会社「デュオ」が、未婚男性171人を対象に実施したオンライン・アンケート調査の結果、シンヨン(ミョン・セビン、53.2%)、スンエ(イ・テラン、35.7%)、スンリ(ビョン・ジョンス、11.1%)の順だった。
彼らは、シンヨンを「仕事ができるうえに男性によく気配りする、スーパーウーマンの可能性を持った女性」とみていた。スンエは「一緒に生きていくうえで交わす話が多そうだ」、スンリは「大胆で賢く生活しそうだ」と評した。
16日午後、ソウル中区武橋洞(チュング・ムギョドン)のある食堂で、イ・ヨンボム(32、スカイライフ財務チーム課長)、イ・ソクミン(26、大学院生兼俳優)、イ・ヨンジ(26、ケーブルテレビm.net作家)など「結婚したい3人の男性」に会って交わした話を無記名でまとめた。
▼シンヨンは女友達とおしゃべりをしながらも、ジュンホ(ユ・ジュンサン)の電話に出る時は声が明るくなる。それが女ではないか。このドラマは男性が見ることができないところまで見せてくれて、教育的だった。
▼シンヨン(ミョン・セビン)、スンエ(イ・テラン)、スンリ(ビョン・ジョンス)のようなキャラクターは実際少数ではないか。
▼私の考えもそうだったが、多くの女性は「まさに私の話」として喜んだ。ドラマが見せてくれる現実的な女性の姿を見て、「私が結婚する人もこんな女性かも」と思った。普通のメロドラマは、「私にもチョン・ジヒョンのようなガールフレンドができる」という幻想だけ残すが、このドラマは違った。
▼両親とテレビを見ているとき、ジュンホ(ユ・ジュンサン)が金を目的に近づく女と一緒にホテルに行って、半ば脱いだ状態でベッドで踊るシーンがあった。私もしていた行動だ。男は女がそうしてほしいと駄々をこねるとそうする。見ていた母が「かわいい」と言った。誰もがやっていることを明るく描いたのが良かった。ドラマで女性があまりにも現実的に描かれたせいだったのか。3人の男性は、結婚相手としてこれといって惹かれる人はいないが、無難に見えるシンヨンが一番いいということで意見が一致した。
▼シンヨンが一生懸命仕事する姿が素敵だった。頻繁なミスも人間味を感じさせた。ジュンホに近づくために水を浴びるシーンは、「私にもあんなふうに近付いてくる女性がいるかも」という希望を与えた。
▼ジュンホがシンヨンに愛を感じた瞬間は、金を目的に近づく女に騙されたのをシンヨンが解決してくれた時だったのかもしれない。それが真の配偶者だ。
▼しかし、実際にそんな女性はほとんどいないと思う。
▼所帯持ちの男性は、「恋愛選手」である離婚したスンリが好きだ。彼らは、我慢強いので相手にできると勘違いするようだ。
▼先にスンリを通じて女に対していろいろ学び、スンエとも付き合ってみた後、結婚はシンヨンとすることもあり得る。恋愛相手は誰でもいいから。
▼スンエ(イ・テラン)とのロマンスは想像ができなかった。男に自分のつらい家庭事情に対して理解を求めるのが哀れっぽかった。貧しくても堂々と愛を求めてほしい。
ドラマでシンヨンの悩みは、「私たちが一生懸命働いて勉強と金を稼ぐ間に、結婚だけに憧れていた小娘たちがいい男たちをすべてひったくったの」というせりふから出発する。
▼その言葉に共感する。大韓民国男性の80%は、女性についてよく分からないから、そんな女性に騙されたりする
▼「お兄さん」と呼びながら急に腕組みをしたり、胸が見えそうな服を着て現われれば、大半の男たちは花束を捧げようとする。
▼しかし女について知っている男は、その時距離を調節する。
▼同僚が、奥さんから電話がかかってくると言って酒の席から立つ時も、私は言い訳がなくて最後まで残り、酒に酔った人の責任を負わなければならない。そんなときは本当に結婚したい。
▼40になるまで結婚していない何人かの男性を知っているが、みんなサイワールドにアクセスしてチャットをする。そこで「こんにちは」と言って、若者のように振舞う。
趙慶福 kathycho@donga.com