大統領と権限争いも ソウル市長が首都移転で示唆 | 東亜日報
Go to contents

大統領と権限争いも ソウル市長が首都移転で示唆

大統領と権限争いも ソウル市長が首都移転で示唆

Posted June. 20, 2004 22:55,   

한국어

ソウル市の李明博(イ・ミョンバック)市長は20日、首都移転をめぐる議論と関連し、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領を相手取って、憲法裁判所に権限争議審判を請求できるとの考えを示した。

李市長は同日、連合ニュースとのインタビューで「首都移転が国に及ぼす影響、外国の首都移転の事例、南北統一後の行政首都の役割などを検討し、(国民投票など)国民の意見を十分聴取しなければならない」とし、このように述べた。これと関連し、ソウル市当局者は「最近『首都移転反対国民連合』側の弁護士に法律諮問を依頼したところ、ソウル市が権限争議審判を請求できるとの答弁を得た」とし「首都移転候補地が発表された16日を起点に、8月15日までに権限争議審判を請求できる」と付け加えた。

しかし、ソウル市は、権限争議審判を請求した場合、国家機関と自治体の対決と思われる可能性が高いことから、権限争議を請求しない代わり、ソウル市政開発研究院を窓口にして国民連合側を間接支援する方針を決めた模様だ。

ソウル市行政特例法は「ソウルは首都としての特殊地位を享受する」と規定している。「権限争議審判」とは、国家機関と国家機関、または国家機関と自治体の間に権限をめぐる争いがある場合、これを憲法裁判所で審議するための手続きだ。



黃泰勳  beetlez@donga.com