ハンナラ党の朴槿恵(パク・グンヘ)代表は21日、去年国会で新行政首都建設特別法を採決したことと関連して「採決過程で私たちの失策が大きかった」とし「国の重大事を巡る十分な共感形成や意見収集、妥当性に対する十分な検討をしなかった」と述べ、公式に謝罪した。
朴代表は同日、国会で開かれた同党議員総会で、このように述べた上で「大統領も大統領選公約で(首都移転を)政略的に掲げたことを反省しなければならないが、十分な検討なしにこれを採決したハンナラ党も反省しなければならないが、多数党だったハンナラ党の責任がもっと大きい」と明らかにした。
また、朴代表は「大統領は法案採決後でも意見収集のために国民投票を行うとしたものの、約束を守らなかった」とし「謝罪は何回もできるが、どう責任を負うかという問題が残るだけに、ハンナラ党の決定が国民全体にとって妥当なものとして受け入れられる案になるよう愼重に論議しなければならない」と付け加えた。
しかしハンナラ党は同日の議員総会で、新行政首都移転論争に対する党の対応方針を具体的に決めることができず、23日に議員総会を再び開いて同問題を論議することにした。
鄭然旭 jyw11@donga.com