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金氏殺害組織、今度はトルコ人3人を拉致 アルジャジーラが映像放映

金氏殺害組織、今度はトルコ人3人を拉致 アルジャジーラが映像放映

Posted June. 27, 2004 22:51,   

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故金鮮一(キム・ソンイル)氏を拉致して殺害したテロ組職が26日夜(現地時間)、トルコ人3人を拉致した後、トルコ政府が72時間内にイラク内のトルコ人を撤退しない場合、3人を打ち首にすると脅かした。

カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは26日、アブムサブ・ザルカウィ氏が率いるテロ組職である「ジャマア・アルタウヒード・ワ・ジハード(統一と聖戦)」が拉致されたトルコ人3人の姿が録画されたビデオテープを送ったとし、これを公開した。

ビデオテープには、人質たちがパスポートを手に持ったまま覆面した2人の犯行グループの前にひざまずいて座っている姿が録画されている。彼らはイラクで活動する技術者と知られており、トルコ語で名前とイラク内の活動状況を説明した。

テロ犯たちはこのビデオで「ブッシュ米大統領の訪問に対立して大規模デモを起こし、トルコ企業がイラクで米軍と取り引きするな」と要求した。ブッシュ大統領は27日、北大西洋條約機構(NATO)首脳会談に出席するためにトルコのイスタンブールに到着した。

アルジャジーラ側はこのテープを26日に受けたと明らかにした。人質の拉致経緯など詳しい経緯は明らかにされなかった。バグダッド駐在のトルコ領事館関係者は「3人は24日頃拉致されたものとみられるが、今のところより詳しい情報を入手することはできていない」と話した。トルコはイラク派兵意思を表明したことがあるが、イラク世論の反発にぶつかって軍隊を派遣していない状態だ。