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米軍、削減部隊推測できる部隊移転マスタープランを提出

米軍、削減部隊推測できる部隊移転マスタープランを提出

Posted June. 28, 2004 22:09,   

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国防部は最近、米国側から削減対象となる在韓米軍部隊が推定できる「ソウル竜山(ヨンサン)基地移転総合計画書(master plan)」を提出してもらった。国防部の南大連(ナム・デヨン)報道官は28日、「先週、米国側が、新しい基地移転敷地内の建物配置などと関連したマスタープランを送ってきた」とし、「この資料には、どの建物をどの部隊が使うかなどが盛り込まれており、在韓米軍の削減部隊を推測できる」と説明した。

国防部は事実上、この資料を「削減部隊の目録」として受け入れ、それについて、関連省庁と韓国の立場を調整しているもようだ。国防部はそのため、28日に予定された未来韓米同盟政策構想(FOTA)会議を延期することを、米国側に要請し、米国側はこれを受け入れた。国防部は、米国が提出したマスタープランが、敷地の全体規模を何万坪に設定し、作成されたものかについては公開しなかった。

しかし軍消息筋は、米側が要求した360万坪の敷地に、米第2師団第1旅団が使用する付帯施設などが含まれている可能性が高い、との見方を示した。一方27日に訪韓したローレス・米国防副次官補(FOTA会議米側首席代表)は28日、新任の韓国側FOTA首席代表である安光瓚(アン・グァンチャン)国防部政策室長を表敬訪問した。

安室長は「今回の訪問は、単なるあいさつのレベルのものであり、竜山基地の移転や在韓米軍の削減問題は、実務のレベルで協議が進められている」とし「首席代表が頻繁に会うことより、実務レベルで隔たりを狭めた後、今月中旬の第10回FOTA会議で合意を導き出すのが重要だ」と話した。



崔虎元 bestiger@donga.com