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盧大統領、「首都移転反対は大統領退陣運動」

盧大統領、「首都移転反対は大統領退陣運動」

Posted July. 08, 2004 22:13,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は8日、首都移転反対論と関連して、「私はこれを大統領に対する不信任運動ないし退陣運動と感じている」と話した。

盧大統領は同日、仁川(インチョン)市の松島(ソンド)テクノパーク・ベンチャー・ビルで開かれた「仁川地域革新発展5ヵ年計画討論会」に出席し、「今この問題が再度提起されているのは、政治的なもの」と述べ、このように明らかにした。

盧大統領は、「一つが崩れれば、政府の政策推進力が丸ごと崩れる」としながら、「国会で同意まで取り付けた政策が実現できない場合、政府がその次にいかなる政策を国民に示したところで、国民が信じ、推進力が生まれるだろうか。気の抜けた政府が、北東アジア経済自由区域、均衡発展を言ってみたところで、虚しいだけだ」と話した。

盧大統領はまた、「今、行政首都移転反対世論が盛り上がっているが、これを主導している機関は、ソウルのど真ん中に、(政府)中央庁舍の前に巨大なビルを持っている新聞社ではないのか」としながら、「首都圏の集中した力は、莫大な既得権と結びついている」と主張した。

さらに盧大統領は、「数十回に渡って討論会を開いたが、マスコミが関心を寄せず取り上げなかった」とし、「今になって説得と討論が足りなかったと言うが、討論が足りなかったのではなく、参加が足りなかったのだ。マスコミがそっぽを向いていたのではないか」と、マスコミを非難した。



金正勳 jnghn@donga.com