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李首相、「金総書記の答礼訪問は今も有効」 国会対政府質問で答弁

李首相、「金総書記の答礼訪問は今も有効」 国会対政府質問で答弁

Posted July. 12, 2004 22:32,   

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李海瓚(イ・ヘチャン)首相は12日、2回目の南北首脳会談の推進について、「大統領が北朝鮮訪問を冒険的に行うのは適切でない。金正日(キム・ジョンイル)総書記が答礼訪問する時期にきているというのが現在までの有効な立場だ」と述べた。

李首相は同日、国会統一安保分野の対政府質問に出席して、このように述べた後、「大統領の訪朝は、これを通じて北朝鮮の核問題が解決の糸口をつかむか、南北関係の新たな進展をもたらせるように事前準備が徹底して行われていなければならない。出会いそのものが目的になってはならない」と述べた。

李首相は、「南北首脳会談自体の象徴的な意味もあるが、逆に会談の結果が良くなかったときに生まれる副作用を心配せざるを得ない。南北首脳会談は北朝鮮核問題の解決と北朝鮮が開放政策に転換できる機会をもたらすという観点から実現されるべきだ」と述べた。

李首相はまた、「場所の問題で首脳会談が流れるようなことがあってはならず、どのような成果を挙げるかが重要だ」と述べて、首脳会談の場所にはこだわらないことを明確に示した。

鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官も同日、「金総書記の答礼訪問を政治的に利用する考えはない」と述べた。鄭長官は南北国会会談について、「来月、南北閣僚級会談など、南北のチャンネルを通じて、この問題を積極的に提起し、北朝鮮側の検討を要請する」と明らかにした。

潘基文(バン・ギムン)外交通商部長官は梁亨一(ヤン・ヒョンイル)ヨルリン・ウリ党議員が、「ライス米大統領補佐官が訪韓の際引き渡したブッシュ大統領の親書に『11月の米大統領選挙前の南北首脳会談は望ましくない』という内容が書いてあるとされるが、内容を明らかにしてほしい」と求めたことについて、「そうした内容は私は知らず、事実でない」と答えた。

鉠永吉(チョ・ヨンギル)国防部長官は12日、「行政首都がソウル以外の他の所に移動するからといって軍事作戦の面で不利な環境になるとは思わない」と述べた。



尹永燦 朴民赫 yyc11@donga.com mhpark@donga.com