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監査院、「金融部」の新設統合を勧告

Posted July. 12, 2004 22:32,   

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財政経済部(財経部)の金融政策局一部と金融監督委員会、金融監督院(金監委)など金融監督機構が一つに統合され、統合金融監督機構である「金融部(仮称)」の新設が推進される見通しだ。

監査院は13日監査委員会議を開き、LGクレジットカード事態で触発された「金融監督システムの運営実態」に対する特別監査の結果を審議し、こうした内容の監督システム再編勧告案を確定する方針だ。

監査院の高官は12日、「LGクレジットカードの経営不良の兆しが01年から、いたるところで見られたのに、監督当局である財経部と金監委、金監院間の業務非協力と省庁間の利己主義で適切な措置が取られなかった」と説明した。

同関係者はこうした監査結果に基づいて、「これら三つの監督機構を一つに統合して単一化された金融部を新設する方案を採択し、大統領直属の政府革新地方分権委員会に提出することにした」と述べた。

監査院は、△新設の金融部は公務員中心に発足するものの、△金融部内の意志決定機構である金融監督委員会の民間人常任委員の人数を増やし、△他の部署との人事交流を防いで専門性を高め、△財経部は純粋な巨視金融政策業務だけを担当するよう、政府革新地方分権委員会に勧告することにした。

監査院はこれと同時にLGカードの経営不良事態が監督システムの手落ちによるものとみて、財経部と金監院などに機関注意措置を下し、金監院の責任者一部に対しては重懲戒を与えるものとされた。



崔永海 yhchoi65@donga.com