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崔京周、イーグルとバーディーで「勢い良いスタート」

崔京周、イーグルとバーディーで「勢い良いスタート」

Posted July. 15, 2004 22:01,   

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04年度「クラレットジャグ(全英オープン優勝者に授与されるトロフィー)」を手にするのは誰なのか。

最古の歴史を誇る第133回全英オープン・ゴルフ大会(賞金総額400万ポンド・約84億ウォン)が15日、幕を上げた。同日午後、スコットランド・ロイヤルトルーンGC(パー71・7175ヤード)でティーオフした第1ラウンド。

午後3時25分、世界ランキング第5位のデービス・ラブⅢ(米国)、英国のポール・ローリと一緒にプレーを始めた「タンク」崔京周(チェ・キョンジュ、シューペリア・テーラーメード)は快調のスタートをした。

3番ホールまでパー行進を続けた崔京周は、4番ホール(パー5・560ヤード)で勢い良くイーグルを獲得した後、歴代全英オープン・コースの中で最も長い6番ホール(601ヤード・パー5)でバーディーを取り、3アンダー(午後5時現在)と先頭圏に踊り出た。

昨年、全英オープンに4回出場し、最高成績の22位(7オーバー291打)タイになった崔京周は、「トップ10」入りが今年の目標。英国の賭博士たちは彼の優勝確率を80分の1としている。

ホ・ソクホ(イドンスファッション)の活躍ぶりも関心事だ。彼は昨年、初日に1アンダー70打で共同第5位に上がるなど、3日間終始して先頭圏に出て波瀾を起こした。最終ラウンドで77打と崩れてしまったが、3ラウンドの間、70−73−72打の印象的なスコアを残した。日本プロゴルフ(JGTO)ツアーで活躍しているホ・ソクホは4日、日本メージャー大会であるツアーチャンピオンシップで優勝するなど、最近、上昇気流に乗っている。

一方、同大会ではスコットランド特有の気まぐれな天気と強風が、優勝を左右する変数として浮び上がっている。

これを証明するかのように、14日の練習ラウンドでは晴れていた天気が急変し、強風を伴った夕立ちが降り始め、選手たちを慌てさせた。同じ200ヤードの距離でも、追い風の時は9番アイアンを、向かい風の時は2番アイアンを取らなければならない場合もあったという。

しかし、6月、全米オープンの開かれたシネコックヒールズGCの「コンクリートグリーン」のため苦労した選手たちは、ロイヤルトルーンGCのグリーンに対しては満足できると評価している。アーニー・エルス(南アフリカ)とマーク・カルカベッキア(米国)は、「グリーンの状態がとても立派だ。正直なグリーンのため、この大会は公正なテストとなるだろう」と言った。



金相洙 ssoo@donga.com