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「カリスマ」を発刊した李・ジョンソン氏

「カリスマ」を発刊した李・ジョンソン氏

Posted July. 16, 2004 22:46,   

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「どうして部下社員は、私が留守しているともっと元気な顔をしているような気がするのだろうか」

このように悩む上司ならば一度くらい部下社員の目に映っている自分のイメージを振り返ってみる必要がある。

13年目の企業家とサラリーマンのこのような悩みを解決してきたイメージコンサルティング専門家である李・ジョンソン氏(40・イメージデザインコンサルティング代表・写真)が、イメージの設計ノーハウを盛り込んだガイドライン「暖かいカリスマ」(ランダムハウス中央)を出した。

「社会的に成功を収めた方たちのイメージから共通して「暖かいカリスマ」を見つけることができました。過去の縦組織が次第に横組織に変わってきていることから、今や『暖かいカリスマ』を備え合わせたリーダーがいっそう求められています」

では「暖かいカリスマ」とは果たして何なのか。彼は「戦わなくても勝つ力」といいます。彼は本で「暖かいカリスマ」の10つの要素として、自己表現力、共感能力、信頼、説得力、謙遜、上手に断る技術、事故克服、ユーモア、縁そしてビジョンをあげている。ところが、完璧な人間はないもの。10つのうち、3つばかり選ぶとするならば?彼は「自己表現力、縁、そしてビジョン」をあげている。

「他の何よりも『ビジョン』はカリスマの「中核」といえます。今日は『ただがんばる』だけでは困ります。大勢の人々が『目的』こそあるものの、『目標』が正確ではないため成功の周辺ばかり付きまとっているわけです」

彼は「暖かいカリスマ」を備え持つためには「第一に、自分に対して肯定的な考えを持つこと、第二に、魅力的な話術と態度を身につけること。第三に成功した人としての行動をとること」をアドバイスしている。

李氏は本で、相手に自分がいい話し相手だというイメージを与えるために心がけるべき「FAMILY原則」を並べる。F(Friendly・友好的に接しろ)、A(Attention・注意を注げ)、M(Me too・共感しろ)、I(Interest・関心を見せろ)、L(Look・相手に目を凝らそう)、Y(You are centered・相手が自分が「中心人物」だと感じるようにしろ)がそれ。

また、康錦実(カン・グムシル)法務部長官、愼昌宰(シン・チャンジェ)教保(キョボ)生命会長、映画俳優の安聖基(アン・ソンギ)、テレビドラマの中のキャラクターである「韓尚宮(ハン・サングン=尚宮は朝鮮時代の女官=)」など、この時代の「暖かいカリスマ」を有した人物10人を選び、彼らの成功理由を彼なりに分析した。

李氏は、米国のニューヨーク大学でホテル経営学を勉強してから、1991年からイメージコンサルティングを手がけた。今まで、彼の講義を受けた受講生は500あまりの企業、100万人を超える。



康秀珍 sjkang@donga.com