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プロ野球、昨日から後半戦スタート

Posted July. 20, 2004 22:36,   

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オールスター戦をはさんで休憩に入っていたプロ野球は、20日から後半戦がスタートした。折り返し点を回っただけに、プレーオフ進出に向けた順位争いと個人タイトル競争がさらに激化する見通しだ。

4位の起亜(キア)は首位の現代(ヒョンデ)にわずか2勝差と追っており、5位のSKを5勝差と大きく引き離している。ポストシーズンのチケットを手に入れるのは、現代、2位の斗山(トゥサン)、3位三星(サムスン)、起亜に早くも決まる公算が高い。むしろ上位4チームによる韓国シリーズ直行に向けた争いが白熱しそうだ。

しかし、SKと6位LGもあきらめるのはまだ早い。連勝で雰囲気さえ盛り上がれば、いくらでも追いつくことができる。

昨年、歴代最多の3シーズン連続最下位という恥辱を舐めたロッテが、最下位脱出に成功できるかも関心を集めている。ロッテは4勝15敗6引き分けという6月の悪夢から脱し、7月に入って8試合を4勝4敗とし、再生の余地を残している。

不安な首位を維持している現代は、今季4勝9敗と極度の不振に陥っているチョン・ミンテと「金曜日の男」金スギョン(7勝3敗)のコンディション回復に期待をかけている。

斗山はオールスター戦直前、シーズンチーム最多タイの5連敗を喫しパットしなかったものの、ゆっくりと休憩時間を過ごして力を蓄えた。

前半期はマウンドの崩壊で苦戦した起亜は、投手が続々と負傷から回復し、不安材料は大きく減少するものとみられる。エースの金鎮尤(キム・ジンウ)は右膝の負傷がすっかり直り、チェ・サンドクも腰の痛みが消えて、来月から先発陣に加わる。

個人賞では本塁打25本で共同1位の朴勍完(パク・ギョンワン、SK)とブルンバ(現代)が長距離砲の対決を再開する。

最大の激戦が繰り広げられているのは打撃部門。韓化(ハンファ)のデイビスが打率3割4分6厘でトップを走っているが、SKの李ジンヨン(3割4分4厘)、ブルンバ(3割4分3厘)、韓火の金テギュン(3割4分0厘)が僅差でその後を追っている。

最多勝では斗山のレス、起亜のリオス、三星のベ・ヨンスが揃って9勝をマークし、上位グループを形成しており、8勝投手も斗山の朴明煥(パク・ミョンファン)、LGのチャン・ムンソク、現代のチョ・ヨンジュンの3人がいる。

韓火の「常緑樹」宋津宇(ソン・ジンウ)は後半戦で4勝さえ収めれば、史上初の通算180勝の記録を達成することになり、12と3分の1イニングを追加すれば、やはり初の2500イニング投球を達成することになる。韓火の「記録男」張鍾薫(チャン・ジョンフン)は8つの四死球で、史上初の1000四死球という一味違った記録を達成することになる。



金鍾錫 kjs0123@donga.com