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韓米、龍山基地移転交渉妥結へ

Posted July. 23, 2004 22:00,   

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韓国と米国は23日(韓国時間)、米ワシントンで第10次韓米未来同盟の政策構想(FOTA)会議を開いて、ソウル龍山(ヨンサン)米軍基地の平沢(ピョンテク)地域移転のための詳細項目に事実上全面的に合意した。

韓米両国は1990年に締結した合意覚書きと了解覚書きに代わる包括合意書(UA)と履行合意書(IA)に24日仮署名する予定だ。

韓国側首席代表である国防部の安光瓚(アン・グァンチャン)政策室長と米国側首席代表である米国防部のリチャード・ロ−ルリスアジア太平洋担当副次官補は23日の会議で、最大の争点となった平沢地域の代替敷地規模に349万坪で合意した。これまで韓国側は312万坪を、米国側は360万坪を提示した。

米国が最初、最新装備にすべて替えてくれることを要求した龍山基地内の戦術指揮統制(C4I)体系装備の場合、現在の装備をそのまま平沢に移して、再使用が不可能か新たに購入する方がもっと安い装備のみを交替することにした。

この場合にも総費用は900万ドル(約104億ウォン)を超えてはならず、さらに追加される装備改善費用は米国側が負担することにした。

在韓米軍の幹部宿所の場合、龍山基地内に米予算で建てた330軒余りは韓国側が平沢基地内に新しく建設し、営外にある890軒余りに対しては韓国の建設会社が平沢基地内に新たに建設して米軍に賃貸することに決めた。

この他に、行政費用など「その他の費用」項目では韓米両国が共同で支出の必要性を検証、韓国が支出必要性を認める場合にだけ費用を負担することにした。

基地移転完了時点は最初合意した2006年12月はぎりぎりで、韓米双方はこれを延期する案を引き続き議論して、24日UAを仮署名する際に妥結する方針だ。

政府は来月、国会の承認を得てUAに正式署名する予定だ。続いて9月「在韓米軍基地移転事業の支援特別法」が国会を通過すれば、龍山基地移転事業が1993年に中断されてからほぼ11年ぶりに再開される。



崔虎元 bestiger@donga.com