株価が29日大幅に下落した。コスダック総合指数は3%以上急落して4日連続史上最低値を更新し、総合株価指数は年中最低値の水準に近づいた。
同日、ソウル証券市場で総合株価指数は前日より13.81ポイント(1.86%)下がった730.61で取引を終え、5月17日の年中最低値(728.98)に続いて今年に入って二番目に低かった。
またコスダック指数は前日より11.66ポイント(3.43%)下落した328.44で引け、4日連続して史上最低値を塗り替えた。コスダック指数はこの6日間で約8%程度下落した。
同日、ソウル証券市場は原油価格の急騰で投資心理が冷え込んだ上、日本、台湾などアジア市場の動揺まで重なって下落傾向を示した。外国人投資家は三星(サムスン)電子など優良株を中心に「売り渡し」に乗り出し、とくにコスダック市場の下落傾向が目立った。
専門家らは、「コスダック市場は半導体、インターネットなど主力業種の実績の伸び悩みが懸念される中、内需低迷が長期化したため、危機に直面している」と分析している。
李康雲 kwoon90@donga.com