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中国、対日条約で対馬の朝鮮帰属を検討 日本紙報道

中国、対日条約で対馬の朝鮮帰属を検討 日本紙報道

Posted August. 01, 2004 23:22,   

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第二次世界大戦後、中国が日本と平和条約を結ぶ条件として独島(トクト・日本名竹島)と対馬の「朝鮮」帰属を要求する案を検討していたことが、最近公開された中国・外交部の文書で明らかになった。

1日付の読売新聞によると、中国外交部は1950年5月15日付の「対日平和条約において領土問題と主張に関する要綱草案」という題目の文書のなかで、「日本の島々が米国の軍事拠点に使われる可能性がある」として、自国をはじめ近隣諸国に帰属させるべきであるという立場をまとめた。

同文書は「米帝国主義が軍事基地を積極的に拡張している」として、「米国の支援の下、日本が再び領土拡張への野心を抱くのを防ぐために、対外侵略の拠点に使われかねない一切の島を削減すべきだ」と指摘した。

当時、中国当局は、こうした論理を掲げて沖縄は中国が、北方四島は旧ソ連が管轄すべきであるとし、独島と対馬については「民主的な朝鮮」に帰属させるべきだと主張していた。



朴元在 parkwj@donga.com