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株式市場、事実上「瀕死状態」

Posted August. 02, 2004 22:09,   

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株式市場が事実上、「瀕死状態」に陷った。証市投資資金が枯渇し、取り引き萎縮が深化する中、油価上昇とテロ脅威など海外発の悪材料まで加わり、株式市場が沈滞状態を抜け出せずにいるのだ。

連日史上最低値を更新している店頭市場は展望することさえ無意味という指摘まで出ている。もっと深刻なのは、外国人より「韓国人投資者」が韓国証市をより不安に展望しているという点だ。

▲放棄を超え無関心になった投資者〓「年中最低値に何の意味があるのか。もっと落ちるというのに…」

2日、ソウル汝矣島(ヨイド)の大信(デシン)証券本店を訪れた10人あまりの顧客たちは、緑色(下落を意味)で染まった電光板から目をそらしたまま首を横に振っていた。

待ちに待った内需回復が遅延され、そのため証市まで萎縮したせいか、彼らの表情は疲れきっていた。会社員の金某氏(36)は、「企業の業績は良いというのに、こんなに落ち込むなんて信じられない」と不満そうに言った。

SK証券の朴ヨンソン鍾路(ジョンロ)支店長は、「あまりにも長い間沈滞が続いたためか、こんな状況を当たり前のように受け入れている様子だ」と伝えた。グッドモーニング新韓(シンハン)証券のヒョン・ジュミ松坡(ソンパ)支店長は、「投資者たちもこのような状況では反騰するのがそう簡単ではないという事実をよく知っている」と耳打ちした。

株価展望も不確実なようだ。

カン・シンウPCA投資信託運用専務は、「670線まで落ちる可能性がある。指数反騰は内需回復に対する期待が高まる来年になってから可能であろう」と分析した。

ハンヌリ投資証券の朴ヨンチェ取締役は、「700線前後で下落を止めたまま横ばいする退屈な場が展開されるだろう。今年11月頃、反騰可能性に期待をかけたい」と話した。

▲問題は外国人より韓国投資者の離脱〓今年上半期に証市を支えてくれた輸出が、下半期に入ってから急速に鈍化する可能性が提起されながら、投資心理はより冷え込んだ状態。

しかし、弱気の場でも外国人は、株式を売り渡すより少しずつ買い入れるか観望している。彼らは2日、株価が年中最低値以下まで落ちると、むしろ1200億ウォン分以上の株式を買い入れた。低価攻略に乗り出したのだ。

実は、外国人は4月末、「中国ショック」後2、3週間、欧州系ヘッジファンドを中心に約2兆6000億ウォン分の株式を売っただけで、その後からは観望姿勢に変わった。今年に入ってから、外国人たちは5月以後純買収規模が大幅減ったが、月別純買収状態を維持している。

ソウル証券の朴スンウォン投資戦略チーム長は、「米国系中心の長期投資ファンドは、収益力と配当の面で良好な実績を出す韓国株式を相変らず好んでいる」と話した。

しかし、個人をはじめ韓国の投資者たちは韓国証市を離れつつある。今年に入ってから、証市から出ていった株式型ファンド(株式編入割合60%以上ファンド)資金は1兆4640億ウォンに達する。個人の株式買受待機資金である顧客預託金も、昨年末比約1兆140億ウォン減少した。

朴チーム長は、「現政府の一貫性の欠けた経済政策と金持ちに対する社会的冷笑が、『仕手』たちの証市離脱をけしかけるようだ」と説明した。



李康雲 黃在成 kwoon90@donga.com jsonhng@donga.com