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パラグアイ、ショッピングビルで火事 300人余り死亡

パラグアイ、ショッピングビルで火事 300人余り死亡

Posted August. 02, 2004 22:33,   

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パラグアイの首都アスンシオン郊外のショッピングセンターで1日(現地時間)、火事が発生して少なくとも300人余りが死亡し、340人余りが負傷したと現地消息筋が伝えた。負傷者のうち100人余りが重体であり、まだ埋沒者が残っているため死者はさらに増えそうだ。

警察は、日曜日を迎えて700人余りの買い物客で混雑していた建物内で、ガス爆発により火災が発生したと推定している。消防当局は「ショッピングセンター内のファーストフード店の調理室からガスが漏れて爆発しており、炎が速いスピードで建物全体に広がった」と話した。

ある目撃者は「まるで花火のように何回もスパークが発生して、建物の内部に炎が一気に広がり、煙でいっぱいになった」と伝えた。特に火事が発生したのに、ショッピングセンター側が出入り口を閉鎖しては客に品物の値段を支払うよう請求し、人命被害がさらに拡大したという目撃者たちの証言が出て衝撃を与えている。

火事で建物は完全に崩れ落ち、数十人が埋沒された状態で、救済班はひどく焼けただれ四肢のねじれ曲がった遺体を収容している。

事故直後、ニカノール・ドゥアルテ大統領が現場を訪れて犠牲者の家族を慰めた。またパラグアイ内務長官は警察と消防署員らに非常勤務令を下した。パラグアイに接したアルゼンチンは医療陣と救護隊員を事故現場に緊急派遣した。



zsh75@donga.com