日本政府は、北朝鮮に25万tの食料と1000万ドル相当の医薬品を支援する案件を5日の閣議で正式承認することにした。
川口順子外相は3日、このような方針を明らかにし、北朝鮮に対する食料提供は一度ではなく、数回に分けて行われるだろうと説明した。
食料は、小麦粉とトウモロコシを中心にするものの、外国産コメも含まれるとみられる。
日本政府の関係者は、分割提供の理由について「食料を現地に輸送する世界食糧計画(WFP)側の技術的な都合によるものだ」と説明しているが、日本のマスコミは拉致疑惑のある行方不明者10人への再調査に対する北朝鮮側の出方と結び付けようとする思惑もあると伝えた。
一方、日朝両国は、国交正常化交渉に先立ち、日本人拉致問題を解決するための実務会談を11日から中国の北京で行う予定だと産経新聞が報じた。
朴元在 parkwj@donga.com