Go to contents

中国人民解放軍、鴨緑江沿いで渡河訓練

Posted August. 08, 2004 21:46,   

한국어

8日付の産経新聞が非政府組織(NGO)「救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク(RENK)」(李英和代表)関係者の話として報じたところによると、中国人民解放軍が先月、北朝鮮との国境地域の鴨緑江(アムノッカン)一帯で浮橋を利用した渡河訓練を実施した。RENKによると、訓練は七月上旬から約二週間実施された。

場所は中朝国境に位置する中国遼寧省丹東市から車で鴨緑江に沿って上流に三十分ほどのところ。主な訓練内容は、約十本の浮橋(幅5〜7m、長さ20〜30m)を、北朝鮮との国境線である川の中間地点まで設置するというもの。RENK関係者が目撃した兵士は数百人だったが、河川敷には10人程度収容できる天幕が約100張り設置されていたことから、総員1000人程度が訓練に参加していたと推定されるという。

産経新聞は「中国軍が中朝国境でこのような訓練を行ったのは異例」とし、「脱北者問題にからむ国境管理の強化策の一環とみられるが、同時に核問題で北朝鮮に対する圧力効果を狙ったとの見方もある」と伝えた。中国は昨年9月、中朝国境地帯の警備を人民武装警察(軽武装の治安部隊)から軍に移管した。



朴元在 parkwj@donga.com