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黄禹錫教授、米から1兆ウォン提案を断る

黄禹錫教授、米から1兆ウォン提案を断る

Posted August. 10, 2004 22:18,   

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世界で初めて人間の卵子を利用して胚芽幹細胞を複製するのに成功したソウル大学の黄禹錫(ファン・ウソク)教授が、最近米国のある州政府から1兆ウォン以上の研究費支援を条件に、米国で働いてくれという提案を受けたが、これを断ったことが10日明らかになった。

大統領府の高官は同日「最近、米国のある州政府で黄教授を誘致するために1兆ウォン以上の研究費を提供すると提案した」とし「しかし黄教授は自分の研究結果が国家レベルで活用されるべきだという考えから、これを断ったと聞いている」と明らかにした。

同高官は「一部マスコミに報道されたように、大統領府が黄教授のための特別支援チームを構成したのではないが、黄教授の研究活動に対して格別の関心を持って見守っている」とし「必要ならば科学技術部と保健福祉部など関係省庁で政府レベルの支援策を用意する」と話した。

黄教授は、今まで研究してきた幹細胞研究よりもっと付加価置の高い研究プロジェクトを政府と共同で進行するために協議中だ。特に、黄教授は倫理的な問題を避けるために幹細胞複製に人や動物の卵子が必要ない新技術開発に取り掛かったという。



金正勳 jnghn@donga.com