トップスターの金ヘスと金喜愛(キム・ヒヘ)がMBCKBSの週末ドラマで演技力対決を繰り広げる。
MBCは、10月2日始まる「ハンガンスタリョング」(演出、チェ・ジョンス)の主演に金ヘスを、KBS・2TVは10月16日に放送される「ご両親宛」(演出、チョン・ウルヨン)で金喜愛をそれぞれキャスティングした。
主演俳優のみならず、作家陣も派手だ。「ハンガンスタリョング」は「あなたそして私」「母の海」を執筆してきた金ジョンス作家が引き受け、「ご両親宛」は金秀賢(キム・スヒョン)作家の作品。
これらの作品は、新世代のラブストーリーやシンデレラストリーが主流の最近のドラマとは違って、奥深く人間味あふれる正統ドラマであるため、目を引く。
最近、映画「顔のない美女」で演技に目を覚ました金ヘスは昨年10月終わったKBS2の「張禧嬪(チャンヒビン)」以来、今回が初のドラマ出演。金ヘスは「張禧嬪の際には、派手にドラマをとったが、今回はじっくり与えられた役に充実したい」と話した。
金ヘスは、母子家庭の実質的な家長として長女コンプレックスを持っている雑誌社の記者、ユン・ガヨン役として登場する。長く付き合った恋人金ソクフン(李ジュンホ)と新たに登場したチェ・ミンス(シンリュル)の間でさ迷う。金ヘスの母親役はコ・ドゥシムが演じ、妹は金ミンソンが扮する。
金ジョンス作家は「金ヘスの元気で堂々としたイメージを生かしたい。大先輩である金秀賢作家には『あまりにも面白く書かないでほしい』と頼んでいる」と、微笑んだ。
金喜愛は、昨年12月幕を閉じたSBSの「完全な愛」に続き、今回の「ご両親宛」で金秀賢作家と二回目の呼吸を合わせる。
「ご両親宛」は、早めにお金持ちに嫁に行って自閉児を生んでから、夫と夫の実家からいじめられる女性の生活を描く。金喜愛の夫の役にはホ・ジュンホが予定されている。
4人の金氏が火花を散らす秋のお茶の間劇場を楽しみにしている。
徐廷輔 suhchoi@donga.com