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胡錦涛主席「高句麗史の解決は可能」

Posted August. 27, 2004 21:52,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は27日、大統領府で、賈慶林・中国全国政治協商会議主席と会談し、中国の高句麗(コグリョ)史歪曲問題に対して、「最近この問題が両国の論争の種になっているのは実に遺憾だ」と述べた。

盧大統領はさらに、「中国政府が、高句麗史問題に対する韓国国民と政府の考えを十分に認識して、両国政府の合意の下に迅速で納得いく措置を取ってほしい」と求めた。

これを受け賈主席は、「胡錦涛・国家主席から『高句麗史問題によって両国関係が悪化しないようにしてほしい』と頼まれた。我々は2000年前の歴史問題で両国関係が悪化することを望んでいない」とし、「中国政府は慎重かつ誠実に、責任を持って問題解決のために努力する」と答えた。

特に、同日の会談で賈主席は、「最近の中韓関係は、高句麗史問題で影響を受けた。両国関係の大局的かつ長期的で戦略的な見地に立って、互いに尊重し合い誠実に対処しさえすれば、我々は十分な知恵を持って互いの関心事を適切に解決できるだろう」という胡主席の口頭メッセージを伝えた。

両国首脳が、このように高句麗史歪曲問題の解決意思を確認したことにより、今後外交当局間の実務協議が急速に進むものと思える。

賈主席は台湾問題の最近の状況を説明し、盧大統領は「一つの中国」原則を堅持すると答えた。盧大統領は、胡主席の訪韓を要請した。

これに先立ち賈主席は、同日午前国会を訪れ、金元基(キム・ウォンギ)国会議長らに会った席で「中国の中学校教科書に高句麗史が歪曲記載されている」という指摘を受け、「責任を持って言うが、そのようなことはない」と話した。



金正勳 李承憲 jnghn@donga.com ddr@donga.com