日本で火山が噴火し、地震に対する恐怖感が広がっている。
1日午後8時2分ごろ、群馬県と長野県の境界地域にある活火山の浅間山(標高2568m)で火山が噴火した。
この噴火で、頂上の噴火口から噴出した石が山の中腹まで吹き飛ばれており、火山灰は200km離れたところまで飛び散った。また、火山の近くで火山性地震が300回あまり発生した。
人命被害はなかったものの、周辺地域の住民や観光客など50人あまりが緊急避難し、小学校と中学校は休校した。
気象庁は浅間山の火山活動の状態を今までの「2」(かなり活発な火山活動)から「3」(小中規模の火山活動)へと高め、非常観測体制に入った。
浅間山は、1783年に噴火して1100人あまりの死者を出しており、1930年代から再び火山活動が盛んになり、地震学者たちの注目を受けてきた。気象庁は「今回の噴火は1983年4月以来21年ぶりの最大規模だ」とし「火山活動は、いったん小康状態に入っている模様だ」と説明した。
専門家たちは「日本列島の各地にある火山は、いつでも噴火しかねないという事実を心がける契機にすべきだ」と、政府に地震対策の強化を促した。
日本には、ここ2000年間に噴火したことがあるか、今でも活発にガスを噴出す活火山が80あまりある。
一方、日本政府傘下の地震調査委員会は、50年以内に東京の近くで大地震が起きる確率は90%という内容の報告書を最近発表している。
委員会は「マグニチュード7.0以上の地震が、東京でこれから10年以内に発生する確率は30%と比較的低いが、30年以内では70%、50年以内では90%と高まる」と付け加えた。
朴元在 parkwj@donga.com