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与党若手議員ら、北朝鮮人権法で米議会に憂慮表明の書簡

与党若手議員ら、北朝鮮人権法で米議会に憂慮表明の書簡

Posted September. 02, 2004 22:09,   

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与党ヨルリン・ウリ党の鄭鳳株(チョン・ボンジュ)議員ら若手議員26人が2日、米上院国際関係委員会のリチャード・リガー委員長に、「北朝鮮人権法」制定への憂慮を表明する書簡をソウルの米国大使館を通じて伝えた。

党指導部の説得にもかかわらず、これら若手議員が米議会に公式書簡を送ったことで、韓米関係に少なからぬ波紋を投げかけるとみられる。

鄭議員は、「韓米関係に否定的な影響を及ぼし得るため慎重に考えてほしいという指導部の要請があったが、南北関係に直接的な影響を及ぼす事案に対しては、当事者の意見が提示されるべきだとする議員たちの意見によって、書簡を送った」と明らかにした。

同日、米大使館側は、書簡を受け取るように求める鄭議員に対して、初めは拒否の意思表示をした。しかし、鄭議員の再三の要請のため書簡を受け取り、「ルガー議員に書簡を送ってほしい」という鄭議員の要求に「分かった」と答えた。

鄭議員が公表した書簡には、「北朝鮮人権法202条B、C条項が、北朝鮮の内政に不当に干渉するものであり、南北関係改善の努力を中断させる恐れがある。同法案は窮極的に北朝鮮政府の没落を狙っており、南北対話の中断が憂慮される。北朝鮮の人権状況の改善は、北朝鮮の経済向上にある。米上院議員らが法案を慎重に検討することを求める」という内容を盛り込んでいる。

書簡に署名した議員は、ウリ党の具論會(ク・ノンフェ)、金𨥉興(キム・ギョフン)、金太年(キム・テニョン)、金賢美(キム・ヒョンミ)、金炯柱(キム・ヒョンジュ)、白元宇(ペク・ウォンウ)、卜箕旺(ボク・キウァン)、宣炳烈(ソン・ビョンリョル)、呉泳食(オ・ヨンシク)、禹元植(ウ・ウォンシク)、兪承希(ユ・スンヒ)、李光迵(イ・グァンチョル)、李基雨(イ・ギウ)、李相鏜(イ・サンミン)、李仁榮(イ・インヨン)、李哲禹(イ・チョルウ)、李華泳(イ・ファヨン)、任鍾鉊(イム・ジョンソク)、鄭鳳株(チョン・ボンジュ)、鄭鋻來(チョン・チョンレ)、池秉文(チ・ビョンムン)、崔宰誠(チェ・ジェソン)、韓秉道(ハン・ビョンド)、洪美英(ホン・ミヨン)議員と民主党の金孝錫(キム・ヒョソク)議員。

北朝鮮の人権の改善を主要内容とする「2004北朝鮮人権法」は、7月22日に満場一致で米下院で可決され、今月中に上院の審議を経て法案として確定する予定だ。



李勳 dreamland@donga.com