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金メダル褒賞金、千差万別 最高額はレスリングの鄭智鉉

金メダル褒賞金、千差万別 最高額はレスリングの鄭智鉉

Posted September. 03, 2004 22:55,   

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まったく同じ金メダルでも待遇は千差万別だ。

2004アテネ五輪で金メダルを獲得した選手は13人。韓国が取った金メダルは9個だが、バドミントン男子複式とアーチェリー男女団体戦席巻で人数が増えた。

しかし、彼らが同じ待遇を受けるのではない。国民体育振興公団の競技力向上年金と大韓オリンピック委員会(KOC)の褒賞金は同じ基準によって支給されるが、所属チームと協会で与える各種の褒賞金は千差万別だからだ。

東亜(トンア)日報の集計結果、今度のオリンピックで最高の金額をもらった選手はレスリングのびっくりスター鄭智鉉(チョン・ジヒョン21、韓国体育大学)。

鄭智鉉は大学在学中だが、2年後三星(サムスン)生命への入団が確定した状態。「未来の三星マン」である鄭智鉉は、三星所属の金メダルリストが受ける個人当り1億ウォンずつの褒賞金を受け取る幸運を抱いた。大学からもらった金額は200万ウォン。また、千信一(チョン・シンイル)大韓レスリング協会長が約束した褒賞金1億ウォン+αがある。

これによって、鄭智鉉は金メダル年金を一回払いで換算する場合3720万ウォン、KOC褒賞金2万ドル(約2400万ウォン)を加えて、最小2億9320万ウォンを確保することになった。

今大会唯一の2冠王に輝いたアーチェリーの朴成賢(パク・ソンヒョン、21、全北道庁)は2億6568万ウォンでランキング2位。朴成賢は年金で2冠王の加算点10%が加わって一回払いで1億2768万ウォンをもらうことになり、KOC褒賞金も最多である4200万ウォンを記録。アーチェリー協会名誉会長である現代(ヒョンデ)起亜(キア)車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長からは7000万ウォンに市場価格2000万ウォン相当のレジャー用車までもらった。

柔道の李元熹(イ・ウォンヒ、23、韓国馬事会)と卓球の柳昇敏(ユ・スンミン、22、三星生命)が所属チームから1億ウォン、協会から5000万ウォンをもらって2億4120万ウォンで共同3位。バドミントン男子ダブルスの金東文(キム・ドンムン、29)と河泰權(ハ・テグォン、29、以上三星電気)はKOC褒賞金で団体基準金額である1800万ウォンをもらって、わずかの差で共同5位となった。

女子アーチェリー団体金メダル、個人銀メダリストである少女弓師の李成震(イ・ソンジン、19、全北道庁)は、所属チームの褒賞金が少ないのに、年金ポイントだけで8400万ウォンを記録して計1億8700万ウォンをもらう。

一方、テコンドーの文大成(ムン・デソン、28)と張智媛(チャン・ジウォン、25、以上三星エスワン)は、協会褒賞金が多くなくて下位圏に止まって折り、尹美進(ユン・ミジン、21、慶煕大学)、張龍浩(チャン・ヨンホ、28、惟泉郡庁)などアーチェリー団体戦金メダルリストは張智媛の40%水準に止まり、明暗が分かれた。

一方、歴代最多褒賞金の受恵者は1992バルセロナ五輪で、故孫基禎(ソン・ギジョン)翁以来56年ぶりにマラソン金メダルを獲得した黄永祚(ファン・ヨンジョ)。金メダル褒賞金だけで3億ウォンをもらうなど、当時の物価で最小15億ウォンにのぼる金額をもらったというのが一般的。最近では2002年ワールドカップ(W杯)サッカー大会でベスト4入りを果たした太極戦士たちが3億ウォンずつ、2001年ボストンマラソン優勝者李ボンジュが優勝賞金8万ドル、出場ギャランティー6万ドル、三星電子の褒賞金5000万ウォンなど計2億2000万ウォンの副収入を得たことがある。



張桓壽  zangpabo@donga.com