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任洪宰・駐イラク大使を交代

Posted September. 03, 2004 22:44,   

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政府は任洪宰(イム・ホンジェ)駐イラク大使を交代することにし、後任者を探していることが3日、分かった。

政府関係者は、「去年11月発令を受けて今年初め赴任した任大使が『故金鮮一(キム・ソンイル)氏事件などで肉体的にも精神的にも疲れている。外交通商部(外交部)本部に補職変更申請をした」とし、「外交部はこれを受け入れ、近く新大使を任命することと聞いている」と述べた。

後任には、韓国軍の派兵されているイラク地域の戦略的重要性を考慮して、次官補クラス経験者の中堅外交官のJ氏などが言われている模様だ。

一方、政府はイラクの韓国大使館の安全対策の一つとして、大使館をバグダッドの都心にある米軍が構築した特別警戒地域の「グリーンゾーン」の中に移す方策を検討しているという。

面積5k㎡の「グリーンゾーン」には前イラク大統領官邸及び共和国宮、現臨時政府庁舎、米国、英国大使館などがあり、米軍とその家族も居住している。

政府はまたイラク大使館職員の劣悪な勤務環境を改善するため、「3ヵ月勤務後に2週間休暇」または「6ヵ月勤務後に1ヵ月休暇」の勤務体制を導入する方針であるという。

政府関係者は、また「外交部は、イラクのような危険地域で勤務する大使や公使の任期を1年程度に短縮する案が採択された」と明らかにした。この方針により去年8月末イラクに赴任した孫世周(ソン・セジュ)公使が1年目の今月末から本部勤務を命じられたという。一般的な大使、公使の任期は2年半〜3年だ。



夫亨權 bookum90@donga.com