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一世帯あたりの借金、約3000万ウォン

一世帯あたりの借金、約3000万ウォン

Posted September. 07, 2004 21:48,   

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一世帯当たりの借金が平均3000万ウォンに近接し、個人の借金が史上初めて458兆ウォンを越えた。

このような個人負債総額は、政府の今年一般会計予算118兆ウォンあまりの4倍近い規模だ。

中央銀行の韓国銀行(韓銀)が7日発表した「2004年第2・四半期(4〜6月)の家計負債動向」によると、6月末現在、家計負債残高は458兆166億ウォンで、3ヶ月で7兆5614億ウォン(1.7%)増加している。1年前に比べて、18兆9298億ウォン(4.3%)増えた。

これは、今年第1・四半期(1〜3月)の家計負債増加幅(2兆8877億ウォン)よりずっと大きいものだ。

家計負債は、個人向け融資と消費者たちの掛買い(販売負債)をあわせたもので、△00年末267兆ウォン、△01年末342兆ウォン、△02年末439兆ウォン、△03年末448兆ウォンなどとじりじり増加している。家計負債の残高を全世帯数(昨年11月基準)で割った1世帯あたりの負債は、2994万ウォンで3月末に比べて49万ウォン増えている。

一世帯あたりの負債も△02年末2915万ウォン、△03年末2926万ウォンと増え続けている。家計負債のうち、個人向け融資は433兆7593億ウォンで、3月比1.9%(8兆708億ウォン)増加したことがわかった。

それに対し、クレジットカード会社と割賦金融企業、デパート、自動車などの販売会社を通じた掛買い(販売負債)残高は、24兆2573億ウォンで、2.1%(5094億ウォン)減少し、消費の冷え込みが読み取れる。第1・四半期の掛買い残高は1兆8625億ウォン減となった。

個人向け融資の場合、住宅担保貸し出しを中心に第2・四半期に6兆3253億ウォン増えており、単位農業・水産業協同組合と相互貯蓄銀行からの個人向け貸し出しも3兆3242億ウォン増加している。

韓銀の金・ジュシク金融統計チーム長は「銀行の貸出が多く増えてはいるが、これを消費回復のシグナルとして見受けることはできない」とし「とりわけ、貸し出し条件の厳しい庶民金融会社の貸出が大幅に増えたということは、その分銀行の個人向け貸出力が低下したことを意味する」と説明した。



李康雲 kwoon90@donga.com