五輪の熱気が熱かった先月、太極戦士の李天秀(イ・チョンス、23)と薛鐗鉉(ソル・ギヒョン、25)の身の上に変化があった。
韓国人初のプリメーラリーガー(スペイン・プロ・サッカー1部リーグ)選手の李天秀が先月24日、レアル・ソシエダードからデポルティボ・ヌマンシアにレンタルされた。また、ベルギー・アンデルレヒトでプレーしていたは薛鐗鉉は先月28日、イングランド・ウルバーハンプトンへ移籍した。
李天秀が、昨年2部リーグで3位を占め、今季1部リーグに仲間入りしたデポルティボ・ヌマンシアへのレンタルにサインしたのは、レアル・ソシエダードではなかなか主力としての出場チャンスがつかめなかったが、ヌマンシアでは出場チャンスを多く得られるからだ。
薛鐗鉉のウンバーハンプトンへの移籍は、イングランド・プレミアリーグ進出のための布石。ウンバーハンプトンはイングランド・プロサッカー2部リーグのチーム。127年の歴史を持つウンバーハンプトンはプレミアリーグ(1部リーグ)と2部リーグを上り下りするチームで、薛鐗鉉がこのチームで活躍して、来年プレミアリーグ進出を果たせば、韓国選手初のプレミアリーガーになる。
海外スターたちの移籍も活発に行われた。イングランドのサッカー神童ウェイン・ルーニーは、約560億ウォンの移籍料をもらって、イングランド・エバートンからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍し、「ワンダー・ボーイ」マイケル・オーウェンは約170億ウォンの移籍料にイングランド・リバプールからスペイン・レアル・マドリードのユニホームを着た。
「カメルーンの星」サムエル・エトーは約340億ウォンにスペイン・マヨルカからバルセロナへ移籍し、アルゼンチンのワルター・サムエルは約310億ウォンにイタリア・ASローマからスペイン・レアル・マドリードへ移籍するなど、12人のスーパースターらが大移動した。
權純一 stt77@donga.com