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IAEA報告受け、一斉に「韓国叩き」 海外マスコミ

IAEA報告受け、一斉に「韓国叩き」 海外マスコミ

Posted September. 14, 2004 22:21,   

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国際原子力機関(IAEA)が「韓国は1980年代に、3ヵ所の未申告施設のうち1ヵ所で150kgの金属ウランを生産した」と公開したことを受けて、外国メディアは国際社会で議論が広がっていると伝えた。

AP通信は13日、IAEA本部に駐在する外交官の話として「3の施設はIAEAに申告しなければならない対象だった」とし「20年前に生産された金属ウランで濃縮実験を行ったというのは、濃縮を目指した長期計画があったとのことを示唆する」と報じた。

ロイター通信も「(ウラン濃縮実験の)準備・計画の時点はかなり以前だったように思える」との見方を示した後「これはIAEAが知っているものより、さらに意図的なもの」だという他の外交官のコメントを伝えた。

ロイター通信は、韓国科学者が政府傘下の研究所で、多額の費用が費やされる一連の実験を行ったにもかかわらず、韓国政府が全く知らずにいたというのは「話にならない(nonsense)」という、別の外交官の見方も紹介した。同通信は、また、IAEA本部駐在の外交官らが、韓国が核不拡散条約(NPT)に違反したものと見なしていて、結局、国連・安全保障理事会に報告されるべき懸案と判断している、と付け加えた。

日本の産経新聞は「韓国政府は一連の核実験について『少数科学者による個人レベルの研究』だと主張してきたが、ウラン生産の事実を自主的に公表していなかったことが分かっただけに、国家レベルから核開発を試みた、との疑惑が深まるようになった」と伝えた。



朴元在 異鎭  parkwj@donga.com leej@donga.com